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失業保険。今は雇用保険と呼ぶのが一般的。会社の月々の給与から1%ずつ引かれているアレのことである。
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今朝、通勤途中にふっと思いついたこと。
☆☆退職した後、離職証明書をハローワークに提出すれば、ワーホリ中も日本の口座に失業保険がもらえるかも!もしかしたら月10数万円にはなったりする??☆☆
しかぁし!それはとんでもない思い違いだった。始業前にネットでちょこっと調べ、失業保険給付の夢は脆くも(思い付きから僅か15分後に)崩れ去った。
まず、結論から言って、ワーキングホリデー(正規留学でも)の人はもらえません!!(泣)
【参考】 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/nenkin/20050124mk21.htm
世の中そんなに甘くはなかった・・・・・。読売オンラインの記事だから、まず間違いはないでしょう。その他の、「失業保険をもらうためのウラワザ」などを記載しているサイトでも、留学・ワーホリの人はダメだと書いてました。以前、同僚のオーストラリアワーホリ経験者Nさんに「私のときはダメだったよ」と聞いてたけど、もしかしたら、百万が一、手続き上の工作でなんとか一部給付とかに持ち込めないかなぁと思いついたのに。
昨日までは、『一応ダメモトで来月あたりハローワーク(勤務先のすぐ裏手にある。徒歩3分)でも行ってみて聞いてみるかなぁ』なんて思ってましたが、行く前に知って良かったです。ハローワークの職員の人から、“アタシぃ、ガイジンのカレシGETするために来年海外行くんですけどぉ、会社辞めてもなんかお金もらえるって聞いたんでぇ☆”などと言っているおバカOLと同等と思われずに済みました!!(汗)
というか、よく考えたら、ワーキング「ホリデー」というからには休日なんだよね。渡航期間中は。・・・・そもそもワーホリの正式な定義からして、そうだし。ビザの名前見ただけでも、まるっきり、遊びに行ってるふうだもんね。実際、渡航したものの日本人仲間と遊び暮らしているおバカギャルが多いせいで、現地ではワーホリメーカー(ワーキングホリデーしてる人のこと)の印象良くないっていうし。(迷惑千万!プンプン)
さて、失業保険の話に戻る。
特に、「自己都合」で退職する人の場合は、給付まで離職後4ヶ月近く待たされる。そして、約1ヶ月おきにハローワークに通い、『あなたはまだ職を得てませんね。確かに、今も失業中ですね。はい、確認』という「認定」をしてもらわないといけないそうなのである。
その名も、「認定日」!!
「にんていび」にハローワークにいかないと、「しつぎょうほけん」っていうのはもらえないんだって。へえー。しかも、けいぞくして「キュウショクかつどう」しなくちゃならないんだって。ふう~ん。
・・・・って、海外にいたら当然それダメじゃん!!ハローワークに出頭できないじゃん!!海外転出届を役所に出さないで、国内に居住しているように見せかけて、もらえるもんはもらえたら嬉しい・・・・などという甘っちょろい考えは到底、ミジンコほども通用しませんでしたとさ・・・・・。そりゃあそうだよね。当然。はぁ。
なお、「自己都合」ではなく「会社都合」で退職した場合(倒産とかリストラとかセクハラとかだとカンタンに会社都合になるそうです)は、何ヶ月も待たされるということはなく、すぐにもらえるらしい(退職までに貯金などの準備ができないとされることから)。どちらにしても、継続して最大受給期間満額をもらいたい場合は、約1ヶ月おきのハローワークへの出頭が必要。継続した求職活動をして、それをハローワークに届け出て、認可してもらうことも必要。生身がハローワークへ赴き、いろんな条件を満たすことが必要。現住の居住地で普通に再就職をする人にとっては何ら問題ない制度なんですけどね。
さて、「失業保険」というキーワードでググると一番上に出るサイトは現在、「失業保険のポータルサイト 失業保険のもらいかた」というページです。それを開くと、ポップアップで出てくるサイト広告があります。
『会社を辞めて100万円得する法~会社都合で辞められます~』
「なんか毎日面白くないし~、給料も安いし~、上司も気に入らないし~、こんな会社辞めてやるーー!!」といったような、どう考えても自己都合だろこれ、と本人すらも思う退職理由でも、全く違法性なく会社都合にしちゃうウラワザキットを24,800円(税込)で売ってるみたいです(最初、普通のブログ風お得情報サイトだと思って読んでたら有料キット販売の宣伝が文中に出現して、え?「侍魂(某有名サイト)」風のジョーク?と思ってしまった)。パッと見、ちょっと胡散臭い気もするけど、紹介している手法に違法性は全く無いし、月10数万円以上の失業保険を数ヶ月間しっかりもらうためには、安い投資だと思う人もいるんでしょうな。実際そうだし。弁護士とか頼むと数十万円の費用がかかるらしいし。
まあ、自己都合なのと会社都合なのでは、社会的な扱いがゼンッゼン違うし、失業保険の金額も桁違いだし、今後の就職に響く割合も結構違うとか?(もちろん会社都合のほうが、従業員にとっては断然お得)なので、まあ、ある意味アリっちゃアリなんではないでしょうか。ちなみに、会社都合で従業員を解雇した場合、会社さんの方では結構不利になるみたいです。補助金が減るとか、当局から指導受けたりとか、つまりは「あなたのとこ、モンダイのある会社なんじゃない?」と見られてしまうので、普通はなんとか自己都合で辞めたように持っていくことのほうが多いらしいです。世間も、そこまでは社会的弱者をケアしてくれないみたいで、退職することになった人が自分でアクションを起こさない限りはアドバイスも何にもしてくれないそうです。知らない奴が悪いんだぜ!みたいな感じか?大人って冷たいね・・・。
しかし・・・、いかなるスゴイ手を使って会社都合退職に持ち込んだとしても、肝心の失業保険が受給資格的に言って全く受けられないんでは、私にとってはこのウラワザキットのお役立ち度ゼロパーセントですな・・・・。
余談(蛇足)だが・・・・失業保険の情報収集に関連して見つけたサイトを読んで、思ったことをひとつ。現在の私の状況には当てはまらないんだけど、『失業者応援サイト(つまりは、いろんな理由で勤めている会社を辞めざるを得なくなった人が愚痴を言い合ったり慰めあったり解決法を見出したりする掲示板?みたいなサイト)』を偶然リンクで見つけてチラッと読んでみた。世の中には、社会経験3年未満の私には想像もできないくらい、ひどい仕打ちをする会社、社長、上司、お局様、同僚がいるのだ。掲示板書き込み者の7割以上(ざっと見た推定)が何らかの精神的な病気になっていて、通院してお薬を飲んで治療しているのだ。もちろん書き込みは、書き込んだ人個人の主観的解釈に基づく完全なる私見によって構成されているから、全部が全部鵜呑みにはできないけれど。何人もの「普通の人」が、そういう書き込みをしなければならないような精神状態に追い込まれている、ということは事実だ(実際に文章を読むと、知性のカケラもないような読みにくい変な日本語の一方的投稿、羅列、書き殴りも多いが、それも一部は精神的ダメージによるものだろうと推察する。もしかしたら、こういったサイトでありがちな「自作自演」や、IPアドレス非公開をいいことに同一人物がいろんな人になりすまして書き込んだ内容も混じっているのかもしれないが・・・)。自分が弱っているときにこういう書き込みを見ると、会社というものが冷徹で非情で、会社の人間というものが人でなしばっかりで、仕事というものには夢や希望のカケラほども存在しないんじゃないか、とような気になってくる。自分がいくらがんばってスキルを上げても、結局は雇ってくれるのがこういう会社ばっかりなんじゃないかって。そういうのは読まないほうがいいです。とはいえ、そういうサイトに励まされて無事幸せな再就職を果たした人もいるとは思うし、そういうサイトが必要とされてしまう世の中自体についてもいろいろあると思うので、ここではこういうサイトの是非や存在意義には、これ以上言及しないことにします。ま、蛇足ですから。
(でも、雇用保険の賢い使い方とかウラワザは気になるよね。そういうコンテンツって、そんなサイトに含まれてることが多いんです・・・。調べる際は、うっかり自分に不必要なサイトを覗き込んでしまわないように注意してね。まあ、ちょっとモチベーションが下がるだけだけどね。)
念のため追記しますが、私が一瞬そう感じただけです。そのような会社が全てだなんて、私は露ほども思ってませんから!!ご心配なく☆
スキルとやる気があれば、日本にいてもカナダにいても良い仕事は絶対にあるさ!!と自分を信じてガムシャラに突き進むしかないんだよね。けっきょくは。