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今日は、会社の人たちとインドカレーパーティーをした。メンバーは、私、中国人のZさん、同じく中国人のK君(彼には初めて会った)、インド人のS氏(以前仙台に一緒にカレーを食べに行った人とは違うインド人)、後輩の女の子(日本人)の5名。以前S氏の作るインドカレーを食べたZさんが、「おいしかったのでもう一回食べたい!&作り方を覚えたい」ということで今回の企画となった。秋だからか、企画が続いてうれしい。
さて、会場がZさん宅だったため、私はAM11時に会社近くのジャスコでZさんに拾われることになった。11時より早めに着いたのでジャスコでお菓子でも買おうと思ってレジに並んだら、カレーの材料を精算するところのZさんに会った。今日のシェフ・S氏が書いたレシピを手にしていたZさん、一つどうしても見つからないものがあるという。レシピを見たら、Turmericだった。香辛料やハーブの瓶が置いてある売り場を見つけかねていたらしく、私が探してきた。ま、ここのジャスコは会社帰りに毎日(少々誇張表現)寄っているので、任せてちょうだいよ!
ZさんのMarchで参加者を道々拾いつつ、家に到着。S氏が下ごしらえをし、味を馴染ませるため1時間ほど寝かせるというので、その間お菓子を食べつつお話を。K君が中国のPringlesみたいなポテトチップスを持ってきていて、「蕃茄」味だった。トマトだ。トマトはナス科だから茄の字なのかな。健康的な味がしておいしかった。飲み物は、Zさん宅にある中国茶。あまりお目にかかったことのない種類のお茶で、花の香りのフレーバーティーのような感じ。お茶好きとしては、たまりません!もちろんジャスミンティーや鉄観音茶もあった。話題は主に、日本語・中国語についてや、インドの話など。久しぶりに大学時代のインターナショナルな生活を思い出し、幸せになる。
料理の方は全部ZさんとS氏に任せっきりだった。材料は普通に日本でも手に入るものだったが、何点かS氏持参の特殊な調味料が投入されていた。もちろんジャスコで買ったターメリックも。意外なところでは、ヨーグルト。この辺に通常の日本のカレールーとは違う極意を見た。具はタマネギ、骨付き鶏肉、挽き肉、クコの実、その他(既に溶け込んでいる分については不明)。調理方法は、一般的な日本のカレーの作り方とは違って、まず野菜・肉を炒める。ルー(と思われる調味料)を投入する。そして炒める。炒める。「水は?」と聞いても、「まだ!」と言って炒める。しばらくしてやっと水が投入され、15分ほど煮込んで出来上がり。食器は、S氏持参の銀色のプレート(仕切りで4区分されている)と、手。
・・・・手?
そう、本日は右手で食す体験に初チャレンジ。「ダメな場合はスプーンもあるよー」と言われたが、いやいやここは手でしょ。やってみたい!
ということで、まずS氏のお手本を拝見。なお、使用しているのは「手」です。
- お皿の大きい仕切りに盛ってあるご飯から一つまみ横に分け、心持ちギュッと固める。
- 小さい仕切りの中に盛ってあるカレーを一つまみ取る。
- カレーを1.のご飯の上に乗せる。
- 指先で、混ぜる。これでもか、これでもかと混ぜる。
- 中指と薬指の腹に乗せ、人差し指と親指で押さえて口元に持っていく。
- お皿の方に自分の口を近づける。 決してお行儀悪くはありません!(笑)
- 周りに散らかさないように注意して、食べる。
ポイントとしては、最初はご飯とカレーが分離されていること、それをお皿の上でこれでもかと混ぜることにある(と見た)。混ぜることは日本人は軽視しがちだが意外と肝要で、以前韓国人の経営する韓国料理店でビビンバを食べた際、ご飯と具と目玉焼きとコチュジャンを「混ぜて!もっと混ぜて!」と必死に混ぜさせられた記憶がある。
手で食べる際、注意しないと周囲に散らかしてしまうことになる。Zさんは前回、散らかしまくって服やら何やらを汚したらしい。自分ちだからいいみたいだけど。私が会得したところによると、食べるとき、中指と薬指で口の中に押し込むようにするとうまくいくようだ。それと、S氏が小指までカレーにまみれていたところを見ると、右手の指全体を使用するのがコツのようだ。
付け合わせでキュウリ、人参、レタス、ブロッコリーの浅漬けが別皿に盛ってあったが、右手がカレーにまみれていて使えないので、左手で箸を操って器から漬物を取ることに。
ここで、素朴な疑問をS氏に訊いてみた。
- Q. 左利きの人は食べるときどうするのか?
- A. 左利きの人が食べるところを見たことがないが、多分右手を使うのではないか。
- Q. 右手をケガしてしまった人はどうやって食べるのか?
- A. やむを得ない場合は左手を使ってもよいと思う。
- Q. この食べ方だと、インド人の子供も相当散らかすのではないか?
- A. やはり子供は散らかすものだ。
とのことでした。皆様にとって、何かの参考になれば・・・・。(ならないと思うけど。)
デザートは、S氏が買ってきた仙台銘菓・萩の月。中国人の口にもインド人の口にも合うなんて、やっぱり萩の月が一番!
しかし、インド人が食事直後でもないのに常に香辛料の匂いをさせている理由が分かった。石鹸で洗っても、指からカレー(主に香辛料)の香りが取れないのである。カレー好きだからいいけどね。
今回は昼間だったのでお酒が飲めなかったが、次回はZさん宅で(酒を飲む)合宿をすることになった。K君はお酒が好きで、紹興酒なども飲むそうだから、気が合いそうだ。