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今回は、メキシコのタコスのお話。
正確に言うと、メキシコ人の語学学校クラスメートに家で作ってもらった手作りタコス会です。
このときは、ある会話のクラスで一緒だった韓国人の女の子二人が(強引に)メキシコ人M君を説得して、彼の部屋でタコスを作らせるということになったときに、私も流れで参加した。というものでした。きっかけは、みんなで各国の料理の話をしていたとき、韓国人の女の子が「料理なんてしないよー」と言い、M君が、「おれはタコス作れるぞ」と言ったことにある。そんじゃー作ってもらおうか。ということになった。韓国の女の子って、良く言えば積極的、悪く言えば強引・・・・という感じ。
M君はダウンタウンの南寄りのエリアの、コンドミニアム(通称コンド、キッチン付き長期滞在型宿泊施設)に住んでいるという。
行きがけにリカーストアで飲み物を買っていくことに。
とりあえずビールを、と思ったが、何しろ3月半ばのことで私もカナダのお酒事情に関しては明るくなく、連れの韓国人女子2名も何を買ったらいいか分からない様子だったので、結局店員さんの勧めのままに購入。ブランシェ ドゥ シャンブリイというもの。カナダ・ケベック州から来たので、名称がフランス語。341mlの瓶ビール6本入りで13ドル(約1300円)くらいだったかなあ?あとで調べたら、日本で輸入ビールとしてこれを買うと1本420円もする。2倍近いな・・・。
【私が愛用している輸入ビール通販サイト】
http://bier.jp/index.cgi?t=itemdetail&id=Ax910&SessionId=
肝心のお味は・・・・むちゃくちゃ美味い!♪♪
私は普段、ビール以外を飲むことが多いのだが、
このCHAMBLYにはハマった。
その後も何度か購入して一人で飲んだりもした。
日本で買うと少し高めだけど、機会があれば是非お試しあれ。
↓下はM君が作ったタコス。皮の部分は出来合いだけど、アボガドやその他の野菜を切って混ぜて・・・と、具は自分で作ってくれた。もちろんすごくおいしかったです☆
以前、メキシコの国境に近いアメリカのサンディエゴという街の動物園で、本場のタコスを食べたけど、それに勝るとも劣らない味。日本のファミレス(ココス)のタコスサラダもなかなか好きだけどね。
←右側が具材の写真。
余談だが、カナダの語学学校などに英語の勉強に来ている若いメキシコ人学生は、全員が超お金持ち。ほぼ全員と言っても間違いではないと思う。メキシコという国は貧富の差が激しく、金持ちか貧乏人しかいないと聞いた。そのうちで、カナダに来れるのは金持ちだけ。それ以外は、危険を冒してアメリカに不法入国したりといったような人々である。危険な不法入国は今でも行われていると、メキシコ人のクラスメートがビジネス文化論の授業で言っていた。
というわけでM君ももちろんお金持ち。遊びに行った部屋は高層コンドミニアムの20階にあり、お家賃はなんと1ヶ月16万円!!M君はこの広大な部屋に一人で住んでいるわけである(私なんか1ヶ月3万円弱のウサギ小屋(もちろん比喩)に住んでいるというのに・・・)。
←これがM君のコンドから見渡したダウンタウンの夜景。
超セレブ!!
このときM君に見せてもらったご実家とご家族の写真・・・・(なんとなく“ご”を付けてしまう・・・)。
そこには、広大で豪奢な屋敷内で、旦那様と奥様とM君とそのご兄弟ご親戚ご一同が正装をしてパーティーをしている場面が写っていた・・・・。
カナダに来ている若いメキシコ人の金持ちっぷりをもう一つ紹介。
以前、語学学校のアクティビティでアメリカのシアトルにショッピングツアーに行った際、メキシコ人H君(19歳)が、クレジットカードで総額10万円以上の買い物をしていた。たったの半日以内で。(この値段のほとんどは、8万円くらいするプレステ3)
聞けば、H君はおじい様の遺産で会社を一つ所有しているという。お父様も別で会社を一つ持っていて、H君がカナダに来ている間はお父様が会社の面倒を見てくれているという。H君はメキシコの大学ではなくカナダの大学に進学することにしたそうで、そのためにお父様がバンクーバーに別荘を1軒建てるという。愚問とは思いつつも、H君に「それってメキシコじゃ結構一般的なことなの・・・・?」と聞いてみた。「いやー、別にそんな一般的じゃないと思うけど。」だそう。
やっぱりね・・・。何故かちょっと安心した私だった。
中国は旧暦でお正月を祝いますからね。ちなみに韓国もだそうです。
旧暦のことは英語でthe Old Calendar というみたいだけど、Chinese calendar とも言います。この旧暦で祝うお正月のことを一般に会話では Chinese New Year と聞くことが多いみたい。
2007年は亥年だね。そう、イノシシ年。辞書によると、イノシシは英語で swine というらしいんだけど・・・・
どこもかしこも、「pig」となっている。
みんな、『今年は pig だね~』『あ、中国人の友達に聞いたら、私は dog 年生まれなんだって~』とかいう会話を交わしている。
え? pig ってブタじゃ?
・・・辞書にもpigの意味にイノシシとは書いてないし・・・・
確かにイノシシが家畜化されたのがブタなんだけどさぁ・・・・
イノシシはイノシシであってブタではないと思うけど・・・・それとも、北米では誰もそんな細かいコト気にしないっていうのだろうか?気になるのは私だけだろうか?
亥を猪と書き表すのと同じような書き換え感覚なのだろうか?
よくわからん。とりあえず英語圏ではイノシシ年は Pig Year らしいっす。
バンクーバーは、北米ではサンフランシスコに次ぐ規模のチャイナタウンを有する。
よって、チャイナタウンを横切るペンダーストリートで毎年、盛大なパレードが行われる。
とりあえず一人で見に行ってみた。パレードの場所はよく分からなかったけど、スカトレの最寄り駅を降りて、中国人っぽい人たちについていったら着けた。(旅の基本・・・・それっぽい人たちについていく事!!人ごみはかき分けて確認してみる事!!)
↓ペンダーストリートのストリート表示。(私はストリートの名前を記した標識を写真に残すのが趣味)
漢字表記では片打通。サンフランシスコでも見たけど、やっぱり何でも漢字を当てるのね。
下はパレードの様子。
龍の舞いや、民族衣装を着た女性や子供の踊りなど。
このパレードは、企業の宣伝の意味合いが強く(もうほとんど提供会社の宣伝の場といった感じのときもある)、企業の名前が入った看板や横断幕が多く通り過ぎる。ポリス(警察です警察・・・)もパレードする。
沿道の観客に、チョコレートや小銭の入った赤いお年玉袋を配っている。私は
他に、ポリスの方々からはステッカーとかシールとかそんなものをいただいた。もらえるものはとにかくもらっとけ精神でGO。
中国では、紅包(ホンパオ)というらしい。この赤い袋。中国系シンガポール人(サンフランシスコ近郊在住)の友人も知っていた。
←紅包。こんなん。
私はチョコレートと、5円玉くらいの価値の小銭しか入っていなかったが、5ドル札(500円程度)が入っている袋を運良くGETしたオバさんもいたらしい。
Pig Year なのに、パレードは万年同じ衣装でやっていけそうな感じであった。(pig の衣装は少なかった。)
やはり提供会社の宣伝の場なのかねえ・・・・。それにしてもこんなに大規模で毎年行われるのだから、北米のチャイナパワーは凄い。
カナダでは、合法ではないものの、街中でマリファナが吸われている。
それならお酒はどうか?
ヨーロッパの例もあるし、カナダなんだから16歳くらいからお酒OKなんじゃないの?
未成年でもバシバシ買えちゃったりしてね。
・・・という予測は大間違いでございます。
北米におけるお酒に対する許容度は、・・・・・・・・・ものすごく厳しい。
言わずと知れた(?)酒好きの私としては、好きな時間(深夜とか)にお酒が買えない!!飲めない!!(>_<) という悲劇に見舞われることになる。
まず、公共の場(公園、海辺、公共の乗り物、駅など)でお酒を飲むと違法。
なんと、法に違反してしまうのである。
缶をプシュッと開けただけでもダメ。買ってから袋に入れずそのまま持ち歩くのもダメ。
週末なんかは、繁華街(グランヴィルストリートとか)を警官が巡回し、マリファナ&(屋外)酒を取り締まっている。
バンクーバー市内は、春になると満開の桜に彩られるが、どれ、花見で一杯・・・・・とやってしまうと逮捕。
あー、今日も仕事疲れたな、帰りのスカイトレイン内で一杯・・・・・・とやってしまうと逮捕。
家の中やバーなんかの屋外席(パティオ)で飲むのはOK。飲み屋で酔っ払って、「うぃ~、ひっく」と酔っ払ったまま帰路につくのも勿論OK。(←てゆーかコレがダメなら、部屋飲み&泊まりしか許されてないことになる・・・汗)
当然のことながら、飲酒運転はダメ。
バーでは「生年月日が分かるIDを出せ」と言われる。日本人は若く見えるので、まず大抵はパスポートを要求されるだろう。以前ハウスメート4人(全員日本人)で家の近所のバーに行ったら、パスポートを要求され、全員で家に戻った。2度目の入店では別の店員さんがつき、何も要求されなかった。なんかアバウトだなぁ。
酒類購入に関しても、かなり厳しい。
お酒を買える店も限られていて、たいてい日曜は開いてないです。営業時間についても、午後早い時間に閉まってしまうという有様。バンクーバーは大都市なので、深夜11時まで開いているストアも稀にあったけど・・・。深夜に誰かの部屋でみんなで飲み会していて、「お~いそこの1年、酒足りなくなったから買い出し行ってこ~い」という体育会系部活でよく見られる光景(身に覚えあり)は不可能なのである。
ダウンタウンに、日本人向けに日本の食品や雑貨やビデオレンタルなどをやっている「みんなのコンビニ屋」という店がある。ここの2階にカラオケボックスがあるが、「BC州の法律により、酒類は深夜12時を過ぎたら回収させていただきます。ご了承ください。」という張り紙がある。どんだけ厳しいんだい・・・・。
<豆知識>
カナダで売られている日本酒、日本のビール、醤油などは、アメリカ・カリフォルニア産だって聞いた。メーカーや名前は同じでも、アメリカ産らしいぞ。蓋し、特に日本酒なんかは、原料のコメや水で味が左右されるはずなのに、いいのか?カリフォルニア生まれを使っても。聞いた話だと、カナダの酒屋で売られている日本酒は超まずいらしい(怖いから飲んだことない)。カナダのジャパニーズ居酒屋で出される日本酒は、日本から取り寄せているため、値は張るが味はまともらしい。
<トリビア>
キリンビールの商品に描かれている麒麟の絵で、たてがみの中に「キ」「リ」「ン」のカタカナ3文字が隠されているというのは有名な話だが、ユナイテッド航空の機内で出されるアメリカ産(と思われる)の缶入りキリンビールにはそれが見つからなかった。そもそも「キ」「リ」「ン」の字を入れるのは紛い物を見分けるためだったんじゃ??アメリカ産は、ニ、ニセモノ!?
私がよく行く酒屋さんは「BC Liquor Stores」という、ブリティッシュコロンビア(BC)州全域に広がるチェーンの酒屋さん。ワインの品揃えがとにかく豊富。日本酒(月桂冠とか)やキリンビアーもあった。
日本ではあまり見かけない中東や東欧、南欧のワインも売っている。私はクロアチア産の赤ワインやブルガリア産の赤ワインを初めて飲んだ。
ギリシア産の赤ワインで、値段もお手頃で、グラスに注いだときの色がすごくきれいな1本があって、お気に入りであった。ギリシア産の赤ワインで思い出すのは勿論『♪海の色に染まる ギリシャのワイン~』という歌詞である。その歌詞も、私がこのワインを愛飲した理由のひとつであった。
最近新大陸ワイン(チリとかアルゼンチンとか)やオーストラリアワイン、カリフォルニアワインが安くて日本でも人気だが、ブリティッシュコロンビアワインもなかなかお手頃で良い。カナダといえばお土産で人気の「アイスワイン」・・・・まだ飲んだことがない。細い瓶で1本5000円以上するから、手軽に買えないのである。
ワインのお値段のほうは、日本に比べると平均的にかなり高いと感じる。日本では、750ml入りの瓶1本で300円から、というのもあったけど、バンクーバーでは750ml1本なら700円くらいはする。テーブルワインを飲むにしても楽じゃない。
税金も高いし、セブンイレブンやスーパーマーケットでは売ってないし、全くもって寂しい限りである。
加えて、日本人の方はみりん・料理酒が買いにくいという不都合に見舞われる。「みりん風調味料」しか無いとか。調味料こだわり派の方にはつらい現実である・・・・。
代わりに4月末にイースター休暇なるものが存在する。
日本で言う盆正月みたいな帰省シーズンは、北米ではイースター休暇とクリスマス休暇に当たるらしい。
キリスト者ではないので、イースターの概念が、何回説明されてもよく分からない。
したがって、イースター休暇というものもよく分からない。
大学の比較文化論か何かの授業でイースターについて聞いた気もするが、そのときは「へえ~」と思っても、結局なんだったのか忘れてしまう。
the first Sunday after the full moon that occurs on or next after the vernal equinox day
うーん、やっぱりよく分からん。
説明を聞いたときには理解できるんだけど、その後すぐに忘れちゃうコトってないですか?
それが私の場合は「イースター」なのさ。
とか威張ってる場合でもない。
ホームステイは3月の末までだったので、3月の初めから家探しを開始した。誰もが読んでる日本語フリーペーパー「バンクーバー新報」のクラシファイド欄を見て、値段・地理などの条件を考慮していくつかピックアップ。
ちなみにクラシファイドとは・・・・
classified
【名-1】 3行広告、求人広告、不動産広告、求職広告
【名-2】 極秘文書、機密
【名-3】 告知欄◆新聞・雑誌・ウェブの小さい広告・告知を集めた欄
ここでは、もちろん1番目の意味。クラシファイド欄とは、ルームメイト募集・ホームステイ生徒募集・売ります買います・友達募集・求人広告などの投稿記事が載っている、市民による市民のための広告欄である。クラシファイド欄は地元の新聞にもあるし、こういったフリーペーパーにもあるし、今はウェブサイトにもある。私は以前、この言葉は日本語の「暮らし」にファイドという謎の英語をくっつけたものだと思っていた。もともと日本語で「カナダ生活ガイド」のようなウェブサイトを見ていて知った言葉だったため、変な先入観を持っていたのだ。(勘違い編としては、私は子供の頃、「セバスチャン」という西洋人の名前は「セバス」ちゃんだと思っていた。でも、鬼怒川をキドガワと読んだりはしない。)
とにかくこのクラシファイド欄を見て、候補をピックアップしたのである。
私が決めた条件は以下の通り。
・レントが安いこと。高くても400ドルまで。
・バンクーバー市内。バスパス(1ヶ月定期券)は1ゾーン区間。
・高速インターネットがついていること。
・ダウンタウンまでバスかスカイトレイン1本で着けること。
バンクーバー新報のクラシファイド欄には、日本語の広告と英語の広告が両方載っている。日本語で広告が出ていても、電話してみるとオーナーは英語を話す人だったりする(オーナーが日本人の友人に頼んで、日本語の記事を出してもらったケースなど)。3月初めの時点で、英語で交渉をする自信のなかった私は、とりあえず日本語で対応してもらえそうなところから順に電話をかけていった(この時点では、けっこう負け気味)。最初にかけたところでは、日本人の年配の女性が出た。話を聞いていると、ダウンタウンまでバスの乗り換えが必要なことと、ルームメイトが日本人だということが分かり、それに少し難色を示したところ、なぜかいきなり説教されてしまった。なんで私は今日本語で、このおばさんに説教されてるんだろう?と疑問に思いつつ、大学時代住んでいたアパートの大家(けっこうきつい性格のおばさん)を思い出しつつ、早々に礼を言って電話を切った。次に電話した番号に出たのは、英語を話す若い女性だった。日本語OKの表記があったから電話したのに。「あなた部屋を探してるんでしょう?でもその部屋はもう空いてないわ。日本語話せる子ももういなくなっちゃったし」とのことだった。まあ空いてないんじゃしょうがない。
次に電話したのが、今住んでいるこの家。記事は日本語だったが、電話に出た大家は英語しか話せないと言う。私が最初に「日本語話せますか?」と聞いたため、大家は住人の日本人に代わってくれた。その人は翌日の飛行機で日本に帰国するため、荷造りをしているところだったが、だいたいの概要と家までの道順を丁寧に教えてくれた。そういうわけで、翌日見学に行く(来る)ことになった。
実はこのとき、語学学校でクラスメートだった韓国人の友人Iちゃんと一緒に住むかもしれないという話になっており、Iちゃんが見つけてきた韓国人オーナーの家と、私が見つけたこの家を同じ日に一緒に見学に行くことになった。(家の見学は、いろいろと問題があるといけないので、必ず複数人で行くように。という注意事項をよく耳にしていたということもある。)
1件目に韓国人オーナーの家へ。オーナー自身も引っ越したばかりの新築の家のベースメントで、レントは一人450ドル。部屋はきれいだったが、値段も高いし、いまいち決め手がなく、結論が出ないままその家を後にした。韓国人オーナーは英語が苦手だったらしく、Iちゃんと韓国語で話してばかりで全然私のことを気にかけてくれなかったので、印象もあまりよくなかった。
2件目に訪れたのが、今住んでいるこの家。かなり古いが、最初見たときはその古さがいいと思った。(後で実際に住んでみて、その古さを実感することになるわけだが・・・。)
この家は貸し部屋が5部屋あり、それぞれ設備と広さとレントが違っている。
①水道設備のある日当たりの良い表側の部屋。2階。キッチンは共用。320ドル。
②設備は特になくベッドと棚と机だけだが、ある程度広い。2階。キッチンは共用。350ドル。
③大きな窓があり、専用キッチンもあり、広い。レントが最も高い。1階。たぶん430ドル。
④バルコニー下の離れ部屋。この部屋からは、一度外に出ないと母屋の中に入れないが、キッチンもついていて結構広い。たぶん330ドル。
⑤部屋の中に狭いシャワーとトイレと小さいキッチン、冷蔵庫、レンジ、白黒テレビがある。家の中で最も狭く安い部屋。1階。洗濯機と乾燥機がすぐ近くに置かれているため、稼動中はとてもうるさい。295ドル。
バンクーバー新報には2番の部屋の広告しか出ていなかったが、話を聞いてみると3月末の時点で帰国する人が4人いて、3番以外は全部空くのだそうだ。1番の住人は既に決まっていたから、選択肢は2番、4番、5番。2番は、他に希望者がおり、4番は外だし男性専用っぽい感じだったので、5番にすることにした。レントも一番安いし、バンクーバーでこの値段は破格だし、部屋はとにかく狭いが一人だけ住むならなんとかやっていけるだろう。部屋の中に一応は一通り揃っているし。そういうわけで、その日に返事をしてしまい、次の日にはデポジット(敷金)を支払いに来た。デポジットを支払った時点で、この部屋は私の予約済みということになる。一緒に住むかもしれないと言っていた韓国人のIちゃんには申し訳なかったが、彼女には他で探してもらうことになった。
デポジットを払いに来た日、ちょうど住人たちが夕食会をするというので、誘われて参加することになった。大家の友人も2人来ていた。大家はフィンランド人だが、住人たちは5人とも日本人(このうちの4人が3月末に帰国することになるわけだが)。日本語で家の説明をいろいろ聞いた。あとで聞いたところによると、「カナダに来てから英語が嫌いだということに気づいた」という人がいたため、家の中はずっと日本語環境だったそうだ。
大家がフィンランド人であるため、フィンランド仲間の職人さんに作ってもらったサウナが家の中にある。私はまだ試したことはないが、そのうち試してみたい。私はけっこうサウナ好きなんです。私の部屋には一応シャワーが付いてるけど、狭くて汚くて、その狭さと汚さと言ったら監獄並みとの噂もあるほどなので、一度も使ってない。トイレットペーパー置き場と化している。前の住人も使ってなかったそうだ。シャワーは、代わりに、サウナ室の隣にあるのを使っている。これはお湯の出がいいので、実はほとんどみんな、このサウナ横のシャワーを使っているらしい。ああ、でもお風呂、バスタブ、恋しいです。
私が引っ越したのは3月31日で、4月1日に5人目の住人が入居し、住人新世代が全員揃った。全員日本人だったが、家の中では英語で話すように一応約束をした。男の子が3人、女の子が私含め2人。ワーホリビザが私含め3人、学生ビザが2人。私がこの家に引っ越した際は、ホームステイの家族に車で荷物ごと送ってきてもらった。引っ越しの様子は、また別途書きたいと思う。
ハウスメイトとは共用のキッチンや2階のリビングで会う。時間が合えば一緒に夕飯を取ったり、みんなで自分のおやつを持ち寄って即席ポットラックパーティーをしたりもする。家主(大家)がよく夕食会を開いてくれる。人が入れ替わるときにはお別れ会・歓迎会をする。
アメリカのテレビドラマ(『フルハウス』や『フレンズ』など)で見るシェアハウスとはちょっと違うものの、それなりに楽しくやっております。
フルハウスでやっている住居形態には憧れていたんだけど、住人が全員日本人(しかも単身者・学生)だと、そうはならないですわ。