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今回は、今住んでいる家に引っ越すまでの流れについて書こうと思う。
ホームステイは3月の末までだったので、3月の初めから家探しを開始した。誰もが読んでる日本語フリーペーパー「バンクーバー新報」のクラシファイド欄を見て、値段・地理などの条件を考慮していくつかピックアップ。
ちなみにクラシファイドとは・・・・
classified
【名-1】 3行広告、求人広告、不動産広告、求職広告
【名-2】 極秘文書、機密
【名-3】 告知欄◆新聞・雑誌・ウェブの小さい広告・告知を集めた欄
ここでは、もちろん1番目の意味。クラシファイド欄とは、ルームメイト募集・ホームステイ生徒募集・売ります買います・友達募集・求人広告などの投稿記事が載っている、市民による市民のための広告欄である。クラシファイド欄は地元の新聞にもあるし、こういったフリーペーパーにもあるし、今はウェブサイトにもある。私は以前、この言葉は日本語の「暮らし」にファイドという謎の英語をくっつけたものだと思っていた。もともと日本語で「カナダ生活ガイド」のようなウェブサイトを見ていて知った言葉だったため、変な先入観を持っていたのだ。(勘違い編としては、私は子供の頃、「セバスチャン」という西洋人の名前は「セバス」ちゃんだと思っていた。でも、鬼怒川をキドガワと読んだりはしない。)
とにかくこのクラシファイド欄を見て、候補をピックアップしたのである。
私が決めた条件は以下の通り。
・レントが安いこと。高くても400ドルまで。
・バンクーバー市内。バスパス(1ヶ月定期券)は1ゾーン区間。
・高速インターネットがついていること。
・ダウンタウンまでバスかスカイトレイン1本で着けること。
バンクーバー新報のクラシファイド欄には、日本語の広告と英語の広告が両方載っている。日本語で広告が出ていても、電話してみるとオーナーは英語を話す人だったりする(オーナーが日本人の友人に頼んで、日本語の記事を出してもらったケースなど)。3月初めの時点で、英語で交渉をする自信のなかった私は、とりあえず日本語で対応してもらえそうなところから順に電話をかけていった(この時点では、けっこう負け気味)。最初にかけたところでは、日本人の年配の女性が出た。話を聞いていると、ダウンタウンまでバスの乗り換えが必要なことと、ルームメイトが日本人だということが分かり、それに少し難色を示したところ、なぜかいきなり説教されてしまった。なんで私は今日本語で、このおばさんに説教されてるんだろう?と疑問に思いつつ、大学時代住んでいたアパートの大家(けっこうきつい性格のおばさん)を思い出しつつ、早々に礼を言って電話を切った。次に電話した番号に出たのは、英語を話す若い女性だった。日本語OKの表記があったから電話したのに。「あなた部屋を探してるんでしょう?でもその部屋はもう空いてないわ。日本語話せる子ももういなくなっちゃったし」とのことだった。まあ空いてないんじゃしょうがない。
次に電話したのが、今住んでいるこの家。記事は日本語だったが、電話に出た大家は英語しか話せないと言う。私が最初に「日本語話せますか?」と聞いたため、大家は住人の日本人に代わってくれた。その人は翌日の飛行機で日本に帰国するため、荷造りをしているところだったが、だいたいの概要と家までの道順を丁寧に教えてくれた。そういうわけで、翌日見学に行く(来る)ことになった。
実はこのとき、語学学校でクラスメートだった韓国人の友人Iちゃんと一緒に住むかもしれないという話になっており、Iちゃんが見つけてきた韓国人オーナーの家と、私が見つけたこの家を同じ日に一緒に見学に行くことになった。(家の見学は、いろいろと問題があるといけないので、必ず複数人で行くように。という注意事項をよく耳にしていたということもある。)
1件目に韓国人オーナーの家へ。オーナー自身も引っ越したばかりの新築の家のベースメントで、レントは一人450ドル。部屋はきれいだったが、値段も高いし、いまいち決め手がなく、結論が出ないままその家を後にした。韓国人オーナーは英語が苦手だったらしく、Iちゃんと韓国語で話してばかりで全然私のことを気にかけてくれなかったので、印象もあまりよくなかった。
2件目に訪れたのが、今住んでいるこの家。かなり古いが、最初見たときはその古さがいいと思った。(後で実際に住んでみて、その古さを実感することになるわけだが・・・。)
この家は貸し部屋が5部屋あり、それぞれ設備と広さとレントが違っている。
①水道設備のある日当たりの良い表側の部屋。2階。キッチンは共用。320ドル。
②設備は特になくベッドと棚と机だけだが、ある程度広い。2階。キッチンは共用。350ドル。
③大きな窓があり、専用キッチンもあり、広い。レントが最も高い。1階。たぶん430ドル。
④バルコニー下の離れ部屋。この部屋からは、一度外に出ないと母屋の中に入れないが、キッチンもついていて結構広い。たぶん330ドル。
⑤部屋の中に狭いシャワーとトイレと小さいキッチン、冷蔵庫、レンジ、白黒テレビがある。家の中で最も狭く安い部屋。1階。洗濯機と乾燥機がすぐ近くに置かれているため、稼動中はとてもうるさい。295ドル。
バンクーバー新報には2番の部屋の広告しか出ていなかったが、話を聞いてみると3月末の時点で帰国する人が4人いて、3番以外は全部空くのだそうだ。1番の住人は既に決まっていたから、選択肢は2番、4番、5番。2番は、他に希望者がおり、4番は外だし男性専用っぽい感じだったので、5番にすることにした。レントも一番安いし、バンクーバーでこの値段は破格だし、部屋はとにかく狭いが一人だけ住むならなんとかやっていけるだろう。部屋の中に一応は一通り揃っているし。そういうわけで、その日に返事をしてしまい、次の日にはデポジット(敷金)を支払いに来た。デポジットを支払った時点で、この部屋は私の予約済みということになる。一緒に住むかもしれないと言っていた韓国人のIちゃんには申し訳なかったが、彼女には他で探してもらうことになった。
デポジットを払いに来た日、ちょうど住人たちが夕食会をするというので、誘われて参加することになった。大家の友人も2人来ていた。大家はフィンランド人だが、住人たちは5人とも日本人(このうちの4人が3月末に帰国することになるわけだが)。日本語で家の説明をいろいろ聞いた。あとで聞いたところによると、「カナダに来てから英語が嫌いだということに気づいた」という人がいたため、家の中はずっと日本語環境だったそうだ。
大家がフィンランド人であるため、フィンランド仲間の職人さんに作ってもらったサウナが家の中にある。私はまだ試したことはないが、そのうち試してみたい。私はけっこうサウナ好きなんです。私の部屋には一応シャワーが付いてるけど、狭くて汚くて、その狭さと汚さと言ったら監獄並みとの噂もあるほどなので、一度も使ってない。トイレットペーパー置き場と化している。前の住人も使ってなかったそうだ。シャワーは、代わりに、サウナ室の隣にあるのを使っている。これはお湯の出がいいので、実はほとんどみんな、このサウナ横のシャワーを使っているらしい。ああ、でもお風呂、バスタブ、恋しいです。
私が引っ越したのは3月31日で、4月1日に5人目の住人が入居し、住人新世代が全員揃った。全員日本人だったが、家の中では英語で話すように一応約束をした。男の子が3人、女の子が私含め2人。ワーホリビザが私含め3人、学生ビザが2人。私がこの家に引っ越した際は、ホームステイの家族に車で荷物ごと送ってきてもらった。引っ越しの様子は、また別途書きたいと思う。
ハウスメイトとは共用のキッチンや2階のリビングで会う。時間が合えば一緒に夕飯を取ったり、みんなで自分のおやつを持ち寄って即席ポットラックパーティーをしたりもする。家主(大家)がよく夕食会を開いてくれる。人が入れ替わるときにはお別れ会・歓迎会をする。
アメリカのテレビドラマ(『フルハウス』や『フレンズ』など)で見るシェアハウスとはちょっと違うものの、それなりに楽しくやっております。
フルハウスでやっている住居形態には憧れていたんだけど、住人が全員日本人(しかも単身者・学生)だと、そうはならないですわ。
ホームステイは3月の末までだったので、3月の初めから家探しを開始した。誰もが読んでる日本語フリーペーパー「バンクーバー新報」のクラシファイド欄を見て、値段・地理などの条件を考慮していくつかピックアップ。
ちなみにクラシファイドとは・・・・
classified
【名-1】 3行広告、求人広告、不動産広告、求職広告
【名-2】 極秘文書、機密
【名-3】 告知欄◆新聞・雑誌・ウェブの小さい広告・告知を集めた欄
ここでは、もちろん1番目の意味。クラシファイド欄とは、ルームメイト募集・ホームステイ生徒募集・売ります買います・友達募集・求人広告などの投稿記事が載っている、市民による市民のための広告欄である。クラシファイド欄は地元の新聞にもあるし、こういったフリーペーパーにもあるし、今はウェブサイトにもある。私は以前、この言葉は日本語の「暮らし」にファイドという謎の英語をくっつけたものだと思っていた。もともと日本語で「カナダ生活ガイド」のようなウェブサイトを見ていて知った言葉だったため、変な先入観を持っていたのだ。(勘違い編としては、私は子供の頃、「セバスチャン」という西洋人の名前は「セバス」ちゃんだと思っていた。でも、鬼怒川をキドガワと読んだりはしない。)
とにかくこのクラシファイド欄を見て、候補をピックアップしたのである。
私が決めた条件は以下の通り。
・レントが安いこと。高くても400ドルまで。
・バンクーバー市内。バスパス(1ヶ月定期券)は1ゾーン区間。
・高速インターネットがついていること。
・ダウンタウンまでバスかスカイトレイン1本で着けること。
バンクーバー新報のクラシファイド欄には、日本語の広告と英語の広告が両方載っている。日本語で広告が出ていても、電話してみるとオーナーは英語を話す人だったりする(オーナーが日本人の友人に頼んで、日本語の記事を出してもらったケースなど)。3月初めの時点で、英語で交渉をする自信のなかった私は、とりあえず日本語で対応してもらえそうなところから順に電話をかけていった(この時点では、けっこう負け気味)。最初にかけたところでは、日本人の年配の女性が出た。話を聞いていると、ダウンタウンまでバスの乗り換えが必要なことと、ルームメイトが日本人だということが分かり、それに少し難色を示したところ、なぜかいきなり説教されてしまった。なんで私は今日本語で、このおばさんに説教されてるんだろう?と疑問に思いつつ、大学時代住んでいたアパートの大家(けっこうきつい性格のおばさん)を思い出しつつ、早々に礼を言って電話を切った。次に電話した番号に出たのは、英語を話す若い女性だった。日本語OKの表記があったから電話したのに。「あなた部屋を探してるんでしょう?でもその部屋はもう空いてないわ。日本語話せる子ももういなくなっちゃったし」とのことだった。まあ空いてないんじゃしょうがない。
次に電話したのが、今住んでいるこの家。記事は日本語だったが、電話に出た大家は英語しか話せないと言う。私が最初に「日本語話せますか?」と聞いたため、大家は住人の日本人に代わってくれた。その人は翌日の飛行機で日本に帰国するため、荷造りをしているところだったが、だいたいの概要と家までの道順を丁寧に教えてくれた。そういうわけで、翌日見学に行く(来る)ことになった。
実はこのとき、語学学校でクラスメートだった韓国人の友人Iちゃんと一緒に住むかもしれないという話になっており、Iちゃんが見つけてきた韓国人オーナーの家と、私が見つけたこの家を同じ日に一緒に見学に行くことになった。(家の見学は、いろいろと問題があるといけないので、必ず複数人で行くように。という注意事項をよく耳にしていたということもある。)
1件目に韓国人オーナーの家へ。オーナー自身も引っ越したばかりの新築の家のベースメントで、レントは一人450ドル。部屋はきれいだったが、値段も高いし、いまいち決め手がなく、結論が出ないままその家を後にした。韓国人オーナーは英語が苦手だったらしく、Iちゃんと韓国語で話してばかりで全然私のことを気にかけてくれなかったので、印象もあまりよくなかった。
2件目に訪れたのが、今住んでいるこの家。かなり古いが、最初見たときはその古さがいいと思った。(後で実際に住んでみて、その古さを実感することになるわけだが・・・。)
この家は貸し部屋が5部屋あり、それぞれ設備と広さとレントが違っている。
①水道設備のある日当たりの良い表側の部屋。2階。キッチンは共用。320ドル。
②設備は特になくベッドと棚と机だけだが、ある程度広い。2階。キッチンは共用。350ドル。
③大きな窓があり、専用キッチンもあり、広い。レントが最も高い。1階。たぶん430ドル。
④バルコニー下の離れ部屋。この部屋からは、一度外に出ないと母屋の中に入れないが、キッチンもついていて結構広い。たぶん330ドル。
⑤部屋の中に狭いシャワーとトイレと小さいキッチン、冷蔵庫、レンジ、白黒テレビがある。家の中で最も狭く安い部屋。1階。洗濯機と乾燥機がすぐ近くに置かれているため、稼動中はとてもうるさい。295ドル。
バンクーバー新報には2番の部屋の広告しか出ていなかったが、話を聞いてみると3月末の時点で帰国する人が4人いて、3番以外は全部空くのだそうだ。1番の住人は既に決まっていたから、選択肢は2番、4番、5番。2番は、他に希望者がおり、4番は外だし男性専用っぽい感じだったので、5番にすることにした。レントも一番安いし、バンクーバーでこの値段は破格だし、部屋はとにかく狭いが一人だけ住むならなんとかやっていけるだろう。部屋の中に一応は一通り揃っているし。そういうわけで、その日に返事をしてしまい、次の日にはデポジット(敷金)を支払いに来た。デポジットを支払った時点で、この部屋は私の予約済みということになる。一緒に住むかもしれないと言っていた韓国人のIちゃんには申し訳なかったが、彼女には他で探してもらうことになった。
デポジットを払いに来た日、ちょうど住人たちが夕食会をするというので、誘われて参加することになった。大家の友人も2人来ていた。大家はフィンランド人だが、住人たちは5人とも日本人(このうちの4人が3月末に帰国することになるわけだが)。日本語で家の説明をいろいろ聞いた。あとで聞いたところによると、「カナダに来てから英語が嫌いだということに気づいた」という人がいたため、家の中はずっと日本語環境だったそうだ。
大家がフィンランド人であるため、フィンランド仲間の職人さんに作ってもらったサウナが家の中にある。私はまだ試したことはないが、そのうち試してみたい。私はけっこうサウナ好きなんです。私の部屋には一応シャワーが付いてるけど、狭くて汚くて、その狭さと汚さと言ったら監獄並みとの噂もあるほどなので、一度も使ってない。トイレットペーパー置き場と化している。前の住人も使ってなかったそうだ。シャワーは、代わりに、サウナ室の隣にあるのを使っている。これはお湯の出がいいので、実はほとんどみんな、このサウナ横のシャワーを使っているらしい。ああ、でもお風呂、バスタブ、恋しいです。
私が引っ越したのは3月31日で、4月1日に5人目の住人が入居し、住人新世代が全員揃った。全員日本人だったが、家の中では英語で話すように一応約束をした。男の子が3人、女の子が私含め2人。ワーホリビザが私含め3人、学生ビザが2人。私がこの家に引っ越した際は、ホームステイの家族に車で荷物ごと送ってきてもらった。引っ越しの様子は、また別途書きたいと思う。
ハウスメイトとは共用のキッチンや2階のリビングで会う。時間が合えば一緒に夕飯を取ったり、みんなで自分のおやつを持ち寄って即席ポットラックパーティーをしたりもする。家主(大家)がよく夕食会を開いてくれる。人が入れ替わるときにはお別れ会・歓迎会をする。
アメリカのテレビドラマ(『フルハウス』や『フレンズ』など)で見るシェアハウスとはちょっと違うものの、それなりに楽しくやっております。
フルハウスでやっている住居形態には憧れていたんだけど、住人が全員日本人(しかも単身者・学生)だと、そうはならないですわ。
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