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たびたび話題にのぼるスカイトレイン。通称スカトレ。

※注:スカトレと呼ぶのは、4文字に略すのが好きな日本人のみ。現地で言っても通じません。
    ロンドンドラッグ(ドラッグストア)=ロンドラ、スターバックス=スタバなども同様。
    和製英語には注意しようね。
    和製英語ついでにミニ知識・・・。
    サイズを表すL、M、Sも、ちゃんと「ラージ」「ミディアム」「スモール」と言わないと
    分かってもらえないよん。



スカトレの話に戻ろう。


スカイトレインはトランスリンク社が運営する、バンクーバー市と近郊を結ぶ交通手段のひとつで、早くて快適、ほとんど揺れない、5分おきくらいに来る、と非常に便利である。朝夕の混雑時には15秒おきくらいに来る。いくらコンピュータ制御の無人運転だからって、先に出た車両のおしりがまだ見えているときに次の車両が入港(入プラットフォーム?)するのってスゴイ・・・・。


ウィキペディアによると、“一般の鉄道で使われている固定式の閉塞を用いていないため列車同士が非常に近づくことができ、2分から5分という短い間隔で列車がやってくる。バンクーバーのスカイトレインは世界最長距離の無人(コンピュータ制御)電車。”だそうだ。2分から5分って書いてるけど、実際には混雑時15秒で来たぞ。


IMGP0537.JPG
←これがウワサのスカイトレイン。車体は小さめ。体格の大きなカナディアンが乗ると、天井に頭がついたりしそう。日本人をはじめとしたアジア系の市民ならともかく、カナディアンが乗っていると非常に窮屈そうに見えてしまう。





電車とホームの間に隙間が開いておりますので、乗り降りの際にはご注意ください。ということは全くないので、完全バリアフリーとして車椅子の人もラクラク昇降可能。車内には車椅子スペースもあり。


ちなみにピーク時以外は、なんと自転車も一緒に乗ってよい。さすがサイクリング王国バンクーバー。ただし1車両につき2台まで。意外に自転車と一緒に乗る人は多い。ついでに言うと、市バスの車体前面にも自転車を乗せる台がついており(2台まで乗せられる)、自転車持参でどこまででも行ける。蛇足の蛇足だが、自転車に乗るときはヘルメットをかぶることが義務付けられているので、観光でレンタサイクルをしようと思っている人は要注意。


↓下は非常通報システム。このボタンは押した後、しゃべって通報しなければならないが、窓枠の桟には声を出さなくても通報できる「サイレント通報システム」がついている。ハイテク!

IMGP0549.JPGIMGP0573.JPG








サイレント通報システムはどんなときに使うのだろう・・・やっぱりハイジャックならぬトレインジャック?・・・銃を持った犯人が逃走のために・・・って、それはあり得ない。スカトレの路線は短いし、限られてるし。やっぱ異常者対策?偏見ではなくヘンな人が本当に多い街だからねぇ・・・多国籍だしジャンキーやホームレス人口も多いし。


スカトレには運転手も車掌さんも乗っていないので、治安が悪いという風評が立ったことがあるらしい。そのため非常通報システムや各駅の監視カメラなどが整備されたらしい。非常時にはこれらのシステムを使って通報できるようになっている。スカトレに快速はなく、駅の間隔が東京の地下鉄のように短いので、非常通報があった際には次の駅で停まったときに係員の人が急行してくれる。

私は実際に、ベビーカーに乗っていた赤ちゃんが、お母さんが気付かない間にボタンを押してしまって、お母さんが「すみません、ベビーが押しちゃったもので・・・なんでもないんです」と謝っている場面を目にしたことがある。それでも念の為か、次の駅で係員が確認に来た。ボタンが押された車両が何両目か分かるようになっているのだろう、係員は私たちの最寄のドアのところで待っていた。


IMGP0562.JPG
←車内の様子。日本の電車に比べるとかなり小さいが、洗練されたデザイン。







IMGP0566.JPG
←くどいようだが運転手も車掌もいない。そのため、この写真のように、先頭や最後尾に席が設けられていて、先頭の席では「電車でGO」のような体験をナマでできる。私はもちろん先頭が空いてれば先頭の席に座る。迷わず座る。
←蛇足だが、この写真向かって右側の車内広告・・・・セクシーな美女がポーズをとっているが、日本ではこんな広告見られないだろう。そう、男性向け週刊誌の中吊り(なかづり。ちゅうづりではない。もう間違わないぞ)広告くらいか。



車体、車内を写したこれらの写真は私が撮ったものですが、客が一人も乗っていないとき(終点の駅に着くまでの間)に撮影したものなので、大丈夫です。問題ありません。(・・・・何が?)

おバカ観光客のように見られたりはしていませんのでご心配なく。


↓下は乗り換えポイントを示している。外国で看板とか道路標識とか撮るの好きなんだよねー。

IMGP0574.JPG

スカトレの路線も今はこのように限られているが、今後かなり路線を増やすらしい。2010年の冬季オリンピックのときに来たとしたら、交通事情はすっかり様変わりしているんだろうなあ。路線増計画を見る限りでは、かーなーり便利になりそうだ。




しかし、工事のために多額の予算が組まれていて、その収入はどこから得るの?ということでローカルニュースで問題になっていた。運賃が2008年1月から値上げされるということだったけど、バンクーバーの公共交通機関は、タクシーの他はトランスリンク社のスカトレとバスとシーバスしかないから、ほぼ独占状態なんだよね。

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