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10日(土)で、カナダに到着してから1週間が経った。
まず、学校のこと。初日の月曜日はホストファーザーに送ってもらったので迷うことなく到着。2/5に入校する日本人生徒(25人くらい)が2部屋に集められ、クラス分けテストを受けた。筆記と作文。その後全員で、日本人カウンセラーによる日本語でのオリエンテーション。学校のルールや、バンクーバーのことについて説明を受け、希望クラスの記入、学生誓約書の記入などを行った。その間に一人ずつ呼ばれ、簡単なインタビュー(スピーキングのテスト)。テストの総合結果と各クラスの受け入れ人数、個人の希望などを加味した「受講クラス」は翌日火曜日に発表される。月曜日は、オリエンテーションのあとに在校生による徒歩圏内のキャンパス・市内の施設の案内。私のグループを案内したのは、スイス人のナイスガイだった。初日はこれで終了。無事に一人でおうちまで戻れたので、ホストファーザーに「おめでとう!今まで受け入れた学生は初日の帰り、迷う人が多かったんだよ」と言われた。
学校の情報は以下の通り。
- 学校名:ILSC
- 所在地:バンクーバー市内のダウンタウン、リチャーズ通り
- セッション:4週間で1セッション。最終週はテストの週。
- 受講時間数:パートタイム(午前に3時間、または午後に3時間)、スタンダード(午前に3時間+午後に1時間半)、フルタイム(午前と午後に3時間ずつ)
- 受講レベル:初級1~4、中級1~4、上級1~3の11レベル
- コマ数:午前と午後で1コマずつ、合計2コマ。
私の入校日の1週間前から新セッションになっており、私たち2/5入校の学生は、既に始まっているクラスの2週目から混ざることになる。私は午前に「コミュニケーション」というクラス、午後に「ビジネスイングリッシュ」というクラス。コミュニケーションのクラスでは主に日常会話を、ビジネスイングリッシュのクラスでは主にビジネスでの交渉の仕方、会議の進め方、電話応対の仕方、履歴書の書き方などを行う。レベルはともに中級の2。多くの日本人学生は初級3~4くらいから始まるそうだから、一応平均よりちょっとは上のレベルにいるらしい。読み、書き、話す、聞くの4つのうち、低い方のレベルに合わせられるそうだから、きっとスピーキングレベルの低さが響いていると考えられる。
私はフルタイムなので、9時~12時の3時間、13時~16時の3時間あり、1日合計6時間。2/5に入校した日本人学生の中だけで言えば、フルタイムの学生は私含め2~3人しかおらず、ちょっと驚いた。多くは「スタンダード」なのだ。
私がILSCの学生でいるのは、2/5から5/11までの14週間。最初の7週間は学校に通い、後の7週間はバンクーバー市内のカナダ企業でインターンシップをする予定となっている。ここでのインターンの意味は、受講料を払って勉強のために働かせてもらう、ということだ。これはILSCの「Co-opプログラム」というコースで、学校と企業が協力し、学生を勉強させる環境を作っているということだ。希望職種と英文履歴書を提出してあるので、それに合わせて担当コーディネーターの人がインターン先を探してくれる。もちろんそれまでに英語力がある程度までに達していなければならないので、最初の7週間の学校での勉強が必要となるわけだ。Co-opプログラムを受講する人のレベル(だいたいの目安、推奨レベル)は、TOEICスコアで750以上。一応去年の3月の時点でそのスコアはクリアしているので、まあ大丈夫だろうということで申し込んだのだが・・・・あと6週間でどれだけスピーキング力が伸びるかにかかっている、と今は感じている。
ホームステイは当初1ヶ月ということで申し込んだが、居心地がいいのでもう1ヶ月延長することにした。到着初日くらいに既に漠然と「延長しようかなあ」と考えていた。学校初日のオリエンテーションで、カウンセラーの人が、「ホームステイを延長したい場合はまずファミリーに今後の予定(他の学生を受け入れることになっていないか等)を確認し、ホームステイ部へ行って申し込みをして、受付で費用を払ってください」と言っていたので、その通りの順番で手続きを行った。なんとなく、すごくドキドキしながらファミリーに切り出したのだが、ファミリーは快く受け入れてくれた。お金が潤沢にあれば、いつまででもいたいのだが、残念ながらそんなに資金がないので、4月以降はアパートなどを探すことになる。ホームステイ延長を決めた理由は、新しい環境(カナダ生活)に慣れるまでに長い時間を要する性格のため、まず2ヶ月この家にいて、生活リズムを確立することが先決だと考えたからだ。
ホームステイはアパートでの一人暮らしに比べ、若干割高だ。しかし、アパート暮らしでも家賃、食費、水道光熱費、インターネット費などは普通にかかるし、うちのファミリーは英語を教えてくれたり宿題を手伝ってくれたりするので、それを考慮すると決して高くない金額だ。食べ物は、家の中にあるもの何でも食べていいし(食料庫が何箇所もあって、貯蔵量がすごい。お酒もたくさんある)、夕食はおいしいし(主にホストファーザーが作る)、ご飯も炊いてくれる(炊飯ジャーがある)ので。
食べ物の話が出たので、もう少し詳細に述べてみる。カナディアンの普通の朝食は、主にシリアルなどだそうだ。私はシリアルやパンのときもあれば、サラダ、チーズ、肉、前日の夕食で余りなどのときもある。今朝はご飯をチンして、永谷園のお茶漬け(日本から持参)にした。カナディアンは普通、朝食にサラダは取らないらしい。ちなみに、朝食はたいてい一人で作って一人で取る。ホストマザーは朝早くに仕事に出掛けているし、他の面々も起きる時間がバラバラだからだ。昼食は、前日に自分で用意する。学校に持っていくランチだ。最初はサンドイッチを作ったりしていたが、ご飯がある日はおにぎりを作ることにした。おにぎりの方が作るのが簡単なので。あと適当にサラダなどをパックに詰めて、果物やチーズやジュースやおやつを入れて、ランチの完成。夕食は家族揃って取る。夕食は日によってメニューが違うが、一人ずつ、1枚の大皿にそれぞれ盛られる。ワインも出る。野菜はタマネギ、アスパラガス、さやいんげん、ブロッコリー、にんじん、じゃがいもなどを炒めたりローストしたりすることが多い。肉、エビなどは出るが、魚はまだ見ていない。そういえば卵料理もまだ見ていない。私は特に、ご飯に野菜炒めを乗せた中華風のメニューが好きだ。ちなみに、ファミリーは全員お寿司大好き(生の魚OK)、日本食好きだそうだ。夕食後はコーヒーを飲んだり、デザートにフルーツやケーキを食べたりする。
他の家でホームステイをしている人に聞くと、食事にはみんな苦労しているらしい。野菜がほとんど出なかったり、古くなった食べ物を出されたり、その他問題はいろいろ。それを聞くと、私はなんて恵まれた食環境にいるのだろうと思う。問題といえば、1週間が過ぎ、納豆が食べたくなったけど今は手に入らないことくらいだ。ダウンタウンのどこかで売ってるらしいが・・・納豆食べたい・・・・。
長くなったので今回はこの辺で終わりにする。次回は、街をあちこち歩いた情報などを書きたいと思う。