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今回は、The Boiled Egg & Soldiers(ゆで卵と兵士たち)というイギリスの家庭料理をご紹介しよう。
以前も書いたと思うが、2月から3月にかけての2ヶ月間私がホームステイしていた家庭は、イギリス出身だった。そのため、毎日の夕食に「イギリス風」の料理が出ることも多かった。(ホストファーザーがプロのシェフ並みの腕前。)
私がこの奇妙な名前の料理(料理というより、シンプルな朝食)を知ったのは、ホストマザーと会話していたとき。
私「弟が今、自衛隊(Self Defence Forces)にいるんです。家族と離れて暮らしています。」
マザー「Self Defence Forcesって?」
私「弟がいるのは、軍隊(Army)みたいなものです。でも憲法で決められていて、軍(Army)とか兵隊(Soldier)とかっていう用語を政府が言っちゃいけないんです。」
マザー「ああ、日本のArmyね。それなら知ってるわ。正式には軍隊って言っちゃいけないのね?・・・その話で思い出したことがあるわ。イギリスからカナダに移民した友人の一人で、戦争反対、平和主義者の女性がいるんだけど、その人には息子が一人いるの。ある日、私がその人の子供にThe Boiled Egg & Soldiersを出そうとしたら、その人ったら、『それはThe Boiled Egg & SoldiersじゃなくてThe Boiled Egg & Peace Keeping Troopsよ!!』と言い直すのよ(笑)。」
私「Soldiers??The Boiled Egg & Soldiersってなんですか?」
マザー「イギリスの伝統的な朝ごはんよ。今インターネットで写真を見せてあげるわね。」
⇒この後インターネットで検索したところ、写真どころか作り方の詳細な音声付きムービーが出てきた(マザーも知らなかったらしく面白がって熱心に見ていた)。そのムービーで、この料理の全貌が明らかになった。
<気になる方はこちら!!>
↓↓↓
http://www.videojug.com/film/how-to-make-boiled-egg-and-soldiers
※問題の料理のレシピを詳細に解説したムービー。英語のリスニングの練習になります(笑)
それにしてもばりばりのイギリス発音だなぁ~~。
<よく分かる解説>
“自衛隊”は、英語では Self Defence Forces という。(←弟の身分証にも書いてあった)
読んで字の如く、自分を守る武力ということだ。軍隊とは一文字も入っていない。
Soldier は兵士のこと。
Peace Keeping Troops は「平和維持部隊」という感じ。
ホストマザーの友人は平和主義者なので、子供に教える言葉にしても、日本の「自衛隊」のような用語を使った。という、一種の笑い話であった。
ホストファミリーの家を出る3月31日の朝、最後に噂のThe Boiled Egg & Soldiersを食べてみたい!という願いを聞き入れてもらい、作ってもらった写真がこれ↓

卵を半熟になるようにゆで、上部の殻をバターナイフで割る。
エッグカップに置く。
パンをトーストし、バターを塗って、4~5本に切る。
このトーストの1切れ1切れがソルジャー(兵士)なのだそうだ。
あとは、パンを半熟卵につけて食べる。
いたって単純なイギリスの朝食。
切ったトーストを何故ソルジャーというのかは分かっていないそうだ・・・・。(肝心なところなのに・・・・。)
この写真に写っているエッグカップは、私がファミリーにプレゼントしたものだ。この前日の3月30日(金)、豪華なレストランを予約してファミリーのおばあさんの誕生会をした。(多分、私のお別れ会の意味合いも少しあったと思う。)その席で私がファミリーにプレゼントした。
先にThe Boiled Egg & Soldiersの話を聞いたとき、「これを食べるときはエッグカップを使うのよ」と教えられ、エッグカップなるものを見せてもらった。プレゼントには普段使う日用品が良いだろうと思っていた私はハイカラな4色(パステルカラー)セットのエッグカップを買ってきたのだ。おばあさんもイギリス人だし、普段はアパートで一人暮らしをしているホストシスターもずっと可愛い色のエッグカップが欲しかったというし、私のチョイスは想像以上に感激された。
ちなみに、おばあさんへの誕生日プレゼントとして私がこっそり買ってきたバラの花束も感動された。カナダに来て右も左も分からない私にいろいろ親切にしてくれたファミリーだから、記念になるプレゼントがしたかったのだ。うまくいってよかった。
もひとつおまけに、この豪華なレストランで給仕として働いている男の子、実はThe Boiled Egg & Peace Keeping Troops のお母さんの子供らしい。
当の本人!?
すごい偶然もあるものだ。
生涯忘れられない思い出になりそうだ。
以前も書いたと思うが、2月から3月にかけての2ヶ月間私がホームステイしていた家庭は、イギリス出身だった。そのため、毎日の夕食に「イギリス風」の料理が出ることも多かった。(ホストファーザーがプロのシェフ並みの腕前。)
私がこの奇妙な名前の料理(料理というより、シンプルな朝食)を知ったのは、ホストマザーと会話していたとき。
私「弟が今、自衛隊(Self Defence Forces)にいるんです。家族と離れて暮らしています。」
マザー「Self Defence Forcesって?」
私「弟がいるのは、軍隊(Army)みたいなものです。でも憲法で決められていて、軍(Army)とか兵隊(Soldier)とかっていう用語を政府が言っちゃいけないんです。」
マザー「ああ、日本のArmyね。それなら知ってるわ。正式には軍隊って言っちゃいけないのね?・・・その話で思い出したことがあるわ。イギリスからカナダに移民した友人の一人で、戦争反対、平和主義者の女性がいるんだけど、その人には息子が一人いるの。ある日、私がその人の子供にThe Boiled Egg & Soldiersを出そうとしたら、その人ったら、『それはThe Boiled Egg & SoldiersじゃなくてThe Boiled Egg & Peace Keeping Troopsよ!!』と言い直すのよ(笑)。」
私「Soldiers??The Boiled Egg & Soldiersってなんですか?」
マザー「イギリスの伝統的な朝ごはんよ。今インターネットで写真を見せてあげるわね。」
⇒この後インターネットで検索したところ、写真どころか作り方の詳細な音声付きムービーが出てきた(マザーも知らなかったらしく面白がって熱心に見ていた)。そのムービーで、この料理の全貌が明らかになった。
<気になる方はこちら!!>
↓↓↓
http://www.videojug.com/film/how-to-make-boiled-egg-and-soldiers
※問題の料理のレシピを詳細に解説したムービー。英語のリスニングの練習になります(笑)
それにしてもばりばりのイギリス発音だなぁ~~。
<よく分かる解説>
“自衛隊”は、英語では Self Defence Forces という。(←弟の身分証にも書いてあった)
読んで字の如く、自分を守る武力ということだ。軍隊とは一文字も入っていない。
Soldier は兵士のこと。
Peace Keeping Troops は「平和維持部隊」という感じ。
ホストマザーの友人は平和主義者なので、子供に教える言葉にしても、日本の「自衛隊」のような用語を使った。という、一種の笑い話であった。
ホストファミリーの家を出る3月31日の朝、最後に噂のThe Boiled Egg & Soldiersを食べてみたい!という願いを聞き入れてもらい、作ってもらった写真がこれ↓
卵を半熟になるようにゆで、上部の殻をバターナイフで割る。
エッグカップに置く。
パンをトーストし、バターを塗って、4~5本に切る。
このトーストの1切れ1切れがソルジャー(兵士)なのだそうだ。
あとは、パンを半熟卵につけて食べる。
いたって単純なイギリスの朝食。
切ったトーストを何故ソルジャーというのかは分かっていないそうだ・・・・。(肝心なところなのに・・・・。)
この写真に写っているエッグカップは、私がファミリーにプレゼントしたものだ。この前日の3月30日(金)、豪華なレストランを予約してファミリーのおばあさんの誕生会をした。(多分、私のお別れ会の意味合いも少しあったと思う。)その席で私がファミリーにプレゼントした。
先にThe Boiled Egg & Soldiersの話を聞いたとき、「これを食べるときはエッグカップを使うのよ」と教えられ、エッグカップなるものを見せてもらった。プレゼントには普段使う日用品が良いだろうと思っていた私はハイカラな4色(パステルカラー)セットのエッグカップを買ってきたのだ。おばあさんもイギリス人だし、普段はアパートで一人暮らしをしているホストシスターもずっと可愛い色のエッグカップが欲しかったというし、私のチョイスは想像以上に感激された。
ちなみに、おばあさんへの誕生日プレゼントとして私がこっそり買ってきたバラの花束も感動された。カナダに来て右も左も分からない私にいろいろ親切にしてくれたファミリーだから、記念になるプレゼントがしたかったのだ。うまくいってよかった。
もひとつおまけに、この豪華なレストランで給仕として働いている男の子、実はThe Boiled Egg & Peace Keeping Troops のお母さんの子供らしい。
当の本人!?
すごい偶然もあるものだ。
生涯忘れられない思い出になりそうだ。
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