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スーパーマーケットには大きく分けて2種類ある。
カナダのスーパーマーケットと、中国のスーパーマーケットだ。
品揃えも客層も店員の態度も全く違うし、店内のにおいも全く違う。
←代表的な「カナダのスーパー」Save on foods (in リッチモンド)。会社のすぐ裏手にあるので、ランチの買い出しなどに便利。
←会社の近くにあった「中国のスーパー」。カナダのスーパーと違って、すぐ食べられるお惣菜みたいなのはあまり置いてなかった。ランチにできるものといったらカップ麺くらいか??
ちなみに、中に入っているパン屋さんは、私たちの就業時間前には開いていない、就業時間後には閉まっている、という点で非常に不便であった。
今夜は寄せ鍋だ!すき焼きだ!などというように、日本の食材が欲しかったら中国のスーパーに行くこと。日本の食材なら大抵は揃います(キノコ類の種類は少ないかも)。多少店内がうるさくて中国語の店内放送がかかっててニオイがきつくても我慢しよう。何のニオイか分からないが、香辛料と薬草と漢方と生ものが混ざったようなニオイが嗅げる。レジの店員さんは中国語で値段を言ってくれるので、中国語を勉強している人の役には立つでしょう。ちなみにレジに数字で値段が表示されるので、中国語で言われても特に支障はない。同僚の一人は「なんとなくムカつくから、毎回わざと “Pardon?” って聞き返してやるんだ。」と言っていた。その気持ちも分からんではないが、私は面倒なのでそのまま払ってしまう。
※中国の人は、アジア系の顔をしている人間は皆中国語がしゃべれると思っているふしがある。バンクーバー近隣(特に南のリッチモンド市など)に住んでいる中国人は広東語をしゃべる人たちなのだが・・・。私も何度も広東語で話しかけられた。こういう人たちは、逆に英語がほとんど、もしくは全くしゃべれないことが多い。こっちが英語で「中国人じゃないんです」「中国語話せないんです」と言うと、たいてい彼らは「ちぇっ、なんだよ、紛らわしい顔しやがって!!」という感じで謝りもせずプイッといなくなってしまう。こっち来てからだいぶ中国人に対する印象が悪くなってしまった。愛想は悪いし、列に平気で割り込んでくるし、ぶつかっても謝らないし(中国系移民の3世でカナダ生まれの知人も、中国人のマナーの悪さに憤っていた)。横断歩道を渡ろうとして危うく轢かれそうになったこともある(信号無視なので完全に車のほうが悪いのに、車を運転していた中国人の男がわざわざウインドウを開けて中国語で私に何かどなってきた)。
反対に、せっかくカナダに来たんだから、カナディアンと同じようなものを買ってみよう!日本でも毎日洋食派だったのさ!という方は、カナダのスーパーマーケットに行くと良いでしょう。レジで英語の練習ができます。ただし、日本の食材に慣れている人には、甚だ寂しい限りの品揃えだったりもする・・・。特に野菜・・・。見たこともない野菜が所狭しと積み上げられており、見慣れた野菜(大根とかゴボウとか)は置いてません。よく日本人の友人と、「何か食材を買おうと思ってカナダのスーパーに行っても、結局何も買わずに出てきちゃうんだよね~」と話しているくらいだ。カナダのスーパーには不思議な食材、見たこともない食材が、野菜以外にもたくさん置いてあるので、一見の価値あり。特に加工食品系は、「これどうやって食べるの?」という感じだ。私はホームステイのとき、一緒にスーパーに連れていってもらったりもしていたので、ある程度は予測ができた。パンとシリアルと冷凍食品の種類は豊富。
←パック詰めのお寿司も売っている。このアボガド・ロールで600円くらい。
ただし、カナダのスーパーで売っているものは、あまり小分けされていない。一人暮らしだと、使いにくいかもしれない。カナダの家庭では、アメリカと同じように、大きな冷蔵庫や冷凍庫に買いだめしておくのが普通だからか。私がいたホームステイでも、地下室にでっかい冷凍庫が2つ、冷蔵庫が1つ、キッチンに冷蔵庫が1つ、その他にパントリー(食品庫)もあった。
<注意!!>
カナダのスーパーでは、会員証を作らないと、バカみたいに高い代金を支払う羽目になる。会員証はサービスカウンターで申込書に住所氏名を書くだけで無料で作れるので、買い物をする前に作っておくと良いと思う。私はそのことに買い物途中で気が付き、買い物かごを売り場の床に放置してサービスカウンターに行き、会員証カードを即時発行してもらい、買い物かごを取ってきてレジに並んだ。なお、長く使うと、ポイントが貯まって、景品と交換してもらえる。私は Safeway と Save on foods の会員証カードを持っていた。会員証を使うと、10ドルのものが6ドルになったりする。・・・どういう経済システムになっているのか全くもって不明だ。
カナダで売られている牛乳について。私は濃いめが好きなのだが、こちらでは脂肪分が0%、1%、2%、3.5%のものしかない。売れ筋は1%か2%のようだ。健康を考えて、ということなのだろうが、パンにあれだけたっぷりバターを塗ったり、毎朝お砂糖たっぷりのシリアルを食べていたりしたら同じことなのではないだろうか。私も時間がないときにはシリアルを食べるので牛乳は必需品なのだが、なんだかサラサラして日本の無脂肪乳のような味がして、満足できない。
中国のスーパーで買ったものの一部をご紹介しよう。ホームステイ中は食費が含まれていたので、たまに自販機でミネラルウォーターを買う以外には食べ物を買ったことがなかった。そのため、初めてスーパー巡りをしたのは4月に入ってからだ。
←初めて中国のスーパーで買ったものたち。
こくまろカレー、納豆(明太子となめ茸のたれ付)、料理酒、みりん風調味料、バーベキューソース、食パン、ヨーグルト、もやし、キャベツ、タマネギ、味付けメンマ、野菜の肉まん(冷凍)。
もろい美しい司紅蕃茄味棒餅。
なんのこっちゃ?
・・・・Tomatoの下に書いてある商品名である。
このように、中国のお菓子は何故か意味不明の日本語と中国語を組み合わせいて、面白い。
蕃茄はトマトのことらしい。棒餅は、プリッツ。トマト味のプリッツ。安くて大容量でけっこうおいしいよ、このお菓子。