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7月から、社交ダンス始めました。
社交ダンス(Ballroom Dance)っていうのは、ごく簡単に例を出して言うと、タンゴ、ワルツ、ルンバ、チャチャチャなどの総称。タンゴとかワルツは、聞いたことがおありのことと思う。スタンダード、ラテンなどの、もっと複雑な区分けがあるんだけど、その説明はまたの機会に。
日本で社交ダンスブームの火付け役となった映画、『シャルウィダンス?』をご存じの方も多いと思う。それがリメイクされたハリウッド版もある。(配役とか筋書きの自然さとかは、日本版のほうが断然良いと思う。)
この映画をご覧になればイメージが湧くと思う。
また、ウッチャンナンチャンなどが司会をしていたテレビ番組、『芸能人社交ダンス選手権』をご覧になった方も多いと思う。あの番組を見れば、一目瞭然です。ちなみに、ウッチャンナンチャンは「ウリナリ芸能人社交ダンス部」というのもやっています。
なお、この『芸能人社交ダンス選手権』というテレビ番組、もともとは外国で始まったテレビ番組の日本版焼き直しのようです。イギリスが最初だったらしく、そのイギリス版を焼き直したアメリカ版もあり、番組名を『Dancing with the Stars(スターと踊ろう)』と言います。このDancing with the Starsはカナダでも試聴できるそうです。
映画やテレビの影響もあるけど、実は以前から社交ダンスに興味を持っていた。しかし日本では、経験もパートナーもない素人があまりお手軽に始められるようなものではないから、チャンスをうかがっていたところだった。7月になり、仕事の方も少し落ち着き、何かまた新しいカナダならではのことを始めてみようと思い立った私は、近所のコミュニティーセンターに行き、偶然“社会人向けの夜間コース”の情報を見つけた。私が見つけたパンフレットは、子供たち向けの夏季学習と、大人向けの生涯学習的なコースがセットになった、バンクーバー教育委員会主催のものだった。
何か良いものはないか探していたところ、まさに求めていたコースを発見。
Ballroom dance, for beginners.
7月開始で全4回。週1回水曜日の夜、近所のセカンダリー・スクール(高校)が会場だという。値段もお手頃。「ビギナーコース」。これだ!!とピンと来た私は、早速インターネットを通して申し込みをした。クレジットカードで支払いを済ませ、あとは当日行くだけだ。
当日、広い校舎内で迷いつつも無事会場であるカフェテリアに到着した。カフェテリアのテーブルと椅子は端に寄せられている。講師は若い女の先生で、メンバーは20代から60代くらいまでの男女が20人くらいという規模だった。ほとんどの人はカップルで来ていたが、私のようにシングルで来ている人も、男女共にちらほらいた。社交ダンスは男女がペアになって踊るので、当然男性のステップ、女性のステップがそれぞれ違ってくる。男女別にステップを練習した後、ランダムにペアを組んで練習をする。大抵の社交ダンスコースでは女性が多いそうで、やむを得ず女性と女性のペアができるときもあるが、初心者の女性に「男性のステップを踏め」と言っても無理な相談だ。なお、このときペアになれずに余ると、先生と組んでサシで教えてもらえるので、初心者同士であわあわ言いながら組むよりは敢えて余った方が良いかもしれない。
見たことも聞いたこともないステップの名前や動きを見ながら英語も聞いて理解するというのは、想像以上に難しかった。最初は、もう何が何だか。「ロックステップ」というステップがあるのだが、この「ロック」は「ロッキングチェアー」のロックと同じで“揺れ動く”という意味なのに、『岩?岩がどうしたって?』などと混乱する有様だ。まあ初心者だし外国人だし、これは仕方のないことだけれど。
さすが欧米諸国の一つなだけあって、全然知らない人とペアを組むにもかかわらず、誰もそんなに抵抗を感じないように見受けられる。先生の人柄もあって、終始和やかにコースは進む。
このコースには日本人が2人いて、一人は地元の大学に通う大学院生の男性。もう一人は、こっちに移民している女性。休憩時間などに日本語でさっきのステップの確認などをできてとても助かった。こういうところに同じ日本人がいるのは、すごく心強い。
初回のクラスのあと、家の近くのコミュニティーセンターに行って、一人でステップの復習をしてみた。コミュニティーセンターは既に閉まっていて電気も消えていたけれど、街灯もあるしスペースもあるし、建物の扉のガラスに自分を映しながらやればよいと思った。周囲に誰もいないことを確認して、こっそりワルツのステップを練習した。映画の『シャルウィダンス?』にこんなシーンがあったような・・・と思い出しながら。
さて、やはり予想した通り、カナダは日本よりも社交ダンスを始めやすい下地が整っているのだった。
セカンダリースクールのコースの先生が、とあるイベントのことを教えてくれた。
ダウンタウンの繁華街ロブソンストリートに、ロブソンスクエアという場所があって、ここのホールで、社交ダンスのイベントが開かれているのだという。7月から8月の間、毎週金曜日の夜に開催されるという。
先に「ロックステップ」の意味を私に教えてくれた60歳前後のご夫婦が、ロブソンスクエアの場所を詳細に教えてくださった。
7月13日。初めて行ってみた。

これがイベント開始前の様子。だんだんと人が集まってきている。このホールはなんと、繁華街の地下にある。地下と言っても、壁がないから、地上の階段を降りるとすぐに内部が見えてくる。
参加費無料。踊るときに邪魔になるバッグ類を預かってくれる受付もある(預けると何ドルかかかる)。社交ダンスには音楽が欠かせないので、音響効果の準備もバッチリ進められている。
司会者の人の挨拶があってから、初心者向け無料講習会が開かれる。この写真の人だかりは、先生を囲んで講習を受けている人たち。毎回、ワルツだったりルンバだったり、教えてもらえるステップが違う。毎回先生も変わる。
全く予備知識がないと、英語のネイティブでも一度に理解するのは難しい。この後実際に男女ペアを組んで踊るのだが、全然知らない人と適当にペアになるので、それなりに面白い体験ができる。
セカンダリースクールのコースで知り合った人たちも来ていたので、顔見知りということでペアになってもらえる確率が上がったのであった。
イベントはこの後、各自で自由にホールを使えるフリータイムと、観客は周囲に引っ込んでプロのダンサーがショーを披露するショータイムとが繰り返される。イベントは夜11時くらいまで、4時間にわたって続けられる。
この無料のイベントを今後も継続させていくため、ショーを見た人に対してカンパが回ってくる。払っても払わなくてもよいが、ショーに感動した場合は払うべし。プロのダンサーの社交ダンスを生で見られる(しかも無料)なんてスゴイ!!
7月に習い始めたのはほんの思い付きからで、まさに偶然だったのに、ちょうど7月8月のタイミングでこのようなイベントが催されているとは、本当にラッキーだ。
社交ダンス(Ballroom Dance)っていうのは、ごく簡単に例を出して言うと、タンゴ、ワルツ、ルンバ、チャチャチャなどの総称。タンゴとかワルツは、聞いたことがおありのことと思う。スタンダード、ラテンなどの、もっと複雑な区分けがあるんだけど、その説明はまたの機会に。
日本で社交ダンスブームの火付け役となった映画、『シャルウィダンス?』をご存じの方も多いと思う。それがリメイクされたハリウッド版もある。(配役とか筋書きの自然さとかは、日本版のほうが断然良いと思う。)
この映画をご覧になればイメージが湧くと思う。
また、ウッチャンナンチャンなどが司会をしていたテレビ番組、『芸能人社交ダンス選手権』をご覧になった方も多いと思う。あの番組を見れば、一目瞭然です。ちなみに、ウッチャンナンチャンは「ウリナリ芸能人社交ダンス部」というのもやっています。
なお、この『芸能人社交ダンス選手権』というテレビ番組、もともとは外国で始まったテレビ番組の日本版焼き直しのようです。イギリスが最初だったらしく、そのイギリス版を焼き直したアメリカ版もあり、番組名を『Dancing with the Stars(スターと踊ろう)』と言います。このDancing with the Starsはカナダでも試聴できるそうです。
映画やテレビの影響もあるけど、実は以前から社交ダンスに興味を持っていた。しかし日本では、経験もパートナーもない素人があまりお手軽に始められるようなものではないから、チャンスをうかがっていたところだった。7月になり、仕事の方も少し落ち着き、何かまた新しいカナダならではのことを始めてみようと思い立った私は、近所のコミュニティーセンターに行き、偶然“社会人向けの夜間コース”の情報を見つけた。私が見つけたパンフレットは、子供たち向けの夏季学習と、大人向けの生涯学習的なコースがセットになった、バンクーバー教育委員会主催のものだった。
何か良いものはないか探していたところ、まさに求めていたコースを発見。
Ballroom dance, for beginners.
7月開始で全4回。週1回水曜日の夜、近所のセカンダリー・スクール(高校)が会場だという。値段もお手頃。「ビギナーコース」。これだ!!とピンと来た私は、早速インターネットを通して申し込みをした。クレジットカードで支払いを済ませ、あとは当日行くだけだ。
当日、広い校舎内で迷いつつも無事会場であるカフェテリアに到着した。カフェテリアのテーブルと椅子は端に寄せられている。講師は若い女の先生で、メンバーは20代から60代くらいまでの男女が20人くらいという規模だった。ほとんどの人はカップルで来ていたが、私のようにシングルで来ている人も、男女共にちらほらいた。社交ダンスは男女がペアになって踊るので、当然男性のステップ、女性のステップがそれぞれ違ってくる。男女別にステップを練習した後、ランダムにペアを組んで練習をする。大抵の社交ダンスコースでは女性が多いそうで、やむを得ず女性と女性のペアができるときもあるが、初心者の女性に「男性のステップを踏め」と言っても無理な相談だ。なお、このときペアになれずに余ると、先生と組んでサシで教えてもらえるので、初心者同士であわあわ言いながら組むよりは敢えて余った方が良いかもしれない。
見たことも聞いたこともないステップの名前や動きを見ながら英語も聞いて理解するというのは、想像以上に難しかった。最初は、もう何が何だか。「ロックステップ」というステップがあるのだが、この「ロック」は「ロッキングチェアー」のロックと同じで“揺れ動く”という意味なのに、『岩?岩がどうしたって?』などと混乱する有様だ。まあ初心者だし外国人だし、これは仕方のないことだけれど。
さすが欧米諸国の一つなだけあって、全然知らない人とペアを組むにもかかわらず、誰もそんなに抵抗を感じないように見受けられる。先生の人柄もあって、終始和やかにコースは進む。
このコースには日本人が2人いて、一人は地元の大学に通う大学院生の男性。もう一人は、こっちに移民している女性。休憩時間などに日本語でさっきのステップの確認などをできてとても助かった。こういうところに同じ日本人がいるのは、すごく心強い。
初回のクラスのあと、家の近くのコミュニティーセンターに行って、一人でステップの復習をしてみた。コミュニティーセンターは既に閉まっていて電気も消えていたけれど、街灯もあるしスペースもあるし、建物の扉のガラスに自分を映しながらやればよいと思った。周囲に誰もいないことを確認して、こっそりワルツのステップを練習した。映画の『シャルウィダンス?』にこんなシーンがあったような・・・と思い出しながら。
さて、やはり予想した通り、カナダは日本よりも社交ダンスを始めやすい下地が整っているのだった。
セカンダリースクールのコースの先生が、とあるイベントのことを教えてくれた。
ダウンタウンの繁華街ロブソンストリートに、ロブソンスクエアという場所があって、ここのホールで、社交ダンスのイベントが開かれているのだという。7月から8月の間、毎週金曜日の夜に開催されるという。
先に「ロックステップ」の意味を私に教えてくれた60歳前後のご夫婦が、ロブソンスクエアの場所を詳細に教えてくださった。
7月13日。初めて行ってみた。
参加費無料。踊るときに邪魔になるバッグ類を預かってくれる受付もある(預けると何ドルかかかる)。社交ダンスには音楽が欠かせないので、音響効果の準備もバッチリ進められている。
全く予備知識がないと、英語のネイティブでも一度に理解するのは難しい。この後実際に男女ペアを組んで踊るのだが、全然知らない人と適当にペアになるので、それなりに面白い体験ができる。
セカンダリースクールのコースで知り合った人たちも来ていたので、顔見知りということでペアになってもらえる確率が上がったのであった。
イベントはこの後、各自で自由にホールを使えるフリータイムと、観客は周囲に引っ込んでプロのダンサーがショーを披露するショータイムとが繰り返される。イベントは夜11時くらいまで、4時間にわたって続けられる。
この無料のイベントを今後も継続させていくため、ショーを見た人に対してカンパが回ってくる。払っても払わなくてもよいが、ショーに感動した場合は払うべし。プロのダンサーの社交ダンスを生で見られる(しかも無料)なんてスゴイ!!
7月に習い始めたのはほんの思い付きからで、まさに偶然だったのに、ちょうど7月8月のタイミングでこのようなイベントが催されているとは、本当にラッキーだ。
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