忍者ブログ
ゆっくり急げ。
[1] [2] [3] [4] [5] [6]
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新CM
[06/27 いおりん]
[06/27 Ruto]
[12/01 いおりん]
[11/26 saori]
[08/24 いおりん]
最新TB
プロフィール
HN:
いおりん
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(09/20)
(09/21)
(09/23)
(09/23)
(09/26)
カウンター
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

バード・オン・ザ・ビーチ Bard on the Beach とは、毎年夏にバンクーバー市内のバニエイパーク Vanier Park という公園で開かれる、シェイクスピアの野外劇フェスティバルである。

野外劇なので、バンクーバーの街並み(ダウンタウンのビル群)が、背景になる。大きなテントが設営されて、その中でプロの劇団がシェイクスピア劇を上演するのである。

ダウンタウンから、大きなメイン通りのひとつであるバラード・ストリートを南西に向かうと大きな橋を渡るんだけど、その上からバニエイパーク内に設営された大きなテントが見える。これは何だろうと、ずっと気になっていた。


チケットを入手するために現地へ行き、受付窓口で2枚購入。今年上演される4演目のうち、「ロミオとジュリエット Romeo and Juliet と 「ジュリアス・シーザー Julius Caesarの2つを観ることにした(それぞれ別の日に観る)。この2つを選んだのは、「ロミオとジュリエット」はあらすじを結構知っているのでセリフが聞き取れなくても何とかなるだろうということと、「ジュリアス・シーザー」は、あらすじはよく知らないがローマ史は知っているので、何とかなるだろうということからだった。(理由が、全体的にちょっと逃げ腰)


bard_may07.jpg











ちなみに、他の2つの演目は、「じゃじゃ馬ならし The Taming of the Shrew」 と 「アテネのタイモン Timon of Athens」だった。前者はタイトルのみ知っている程度、後者はタイトルすら初めて聞いた。これではどんな話か想像もつかないし、ちょっと大変だろうと思ったから。

余談だが、チケット購入時、現住所を口頭で伝えたら、ポスタル・コード(郵便番号)の発音が悪かったらしく、窓口の人に「カナダの郵便番号は、アルファベットと数字を組み合わせた6ケタですが・・・」と言われる(例:M4W 1L1とかH3Z 2Y7とか)。いや、それは知ってます、私の発音が悪かったんでしょう・・・。とんだところで手間取った。


「ロミオとジュリエット」は韓国人の友人と一緒に観に来たいと思い、一旦窓口を離れて友人に電話し同意を取り付けてから、また戻って追加でチケットを購入。



IMGP2941.JPG








テントはこのような感じ。一見、サーカスのようにも見える。

赤と白のテントと青い空のコントラストが美しい。


IMGP2939.JPG
  バンクーバーのダウンタウンの
  ビル群を背景に。

  カナダに来たって感じが改めて
  する光景だ。




IMGP2936.JPG
  ウィリアム・シェイクスピア氏の
  肖像。

  土産物屋のテント内の天井付近
  に飾ってあった。



開演前に予約すると、グラスに入ったワインを買うことができ、飲みながら観劇できる。
(ついつい、けっこう飲んでしまった。かなりいい気持ちになれる。ついでに、セリフが聞き取れなくても、なんだか分かった気になれるのでオススメ(笑)。)


案の定セリフはほとんど聞き取れなかったが、演劇を楽しむことはできた。


韓国人の友人いわく、「早口で叫んだりするセリフが多かったから分かりにくかった」と。
確かにそうだなあ。演劇だから、字幕もないしね。ネイティブ向けだし、演劇用語みたいなのもあっただろうし、英語的にはけっこうレベル高かったと思われる。野外だったから音響の影響もあったかも?

ま、言い訳だけどね☆

いつか完璧に聞き取れるようになりたいなあ。


とにもかくにも・・・


いい経験をしました!



帰りに、韓国人の友人とバニエイパーク付近を散策。滅多に行かない方面なので、ピザ屋さんでピザを楽しんだりして満喫。(1切れずつ売ってくれるピザ屋さんがバンクーバーにはたくさんあるんです。)
PR
食べ物の話が連続して恐縮だが、お次は韓国料理のお話。

韓国料理店には韓国人と一緒に行くべし。

韓国料理は、メニューを見ただけではちょっと味が想像しづらいものとか、辛い?激辛?超辛?が分からないものとかがあるので、アドバイスも聞ける。

韓国語で注文もしてもらえるし、前菜の小鉢のお代わりも頼んでもらえる。何かあったときの苦情も言ってもらえる。
まあこれは何料理屋さんでも、その国の人と行けば更に楽しめるということはあるが、特に韓国料理ではその傾向が強いんではないかと思う。なんていうか、独特だしね、国民性が。私見ですが。

IMGP1981.JPG IMGP1979.JPGIMGP1980.JPG








こんな感じ。

IMGP1978.JPG


この韓国料理屋さんは、語学学校のクラスメイトがアルバイトしてるというので、みんなで押しかけたのでした。


バンクーバーのいいところは、ダウンタウンで、世界各国の料理を楽しめるということです。
巷で評判のイタリア料理店に行ってみた。

店内はオシャレな雰囲気。

パスタとワインを注文。

そして・・・・


見よ!このボリュームを!

IMGP1970.JPG








写真ではちょっと分かりづらいかもしれないが、向かいの席に座っている友人と比較すれば想像つくだろうと思う。私たちは、サービスのパン(写真左手:注文していないけれども先に供された)があまりに美味しかったので食べ過ぎて、パスタを平らげるのに苦労した。

さすが北米サイズ、といったところか。問答無用で炭水化物+炭水化物なところも・・・。




味は、美味しかったですよ☆
 
バンクーバーで発行されている日本人向けの日本語のフリーペーパーに載っていた、ある広告に私は興味を持った。

「せっかくカナダに来たんだから、キリスト教ってどんなもの?教会ってどんなところ?という方!体験してみませんか?お気軽にどうぞ!」というような内容だった。クリスチャンでなくとも気軽に参加でき、カナディアン、ジャパニーズ・カナディアン(日系カナダ人)と触れ合えるということだったので、市内で開かれたあるイベントに行ってみた。

私は、宗教に入信するつもりはないが、学問として「知る」ことに非常に興味があるのだ。

行ってみると、公民館のようなスペースで、日系移民の方々やカナディアン、ジャパニーズ・カナディアンの人たちが集まっていて、ホームパーティーのようにお菓子や手料理をつまんでジュースを飲みながら楽しんでいた。たぶん家族、友人、知り合い同士の人たちが大半で、他は私たちのような飛び入りのメンバー、という感じだった。発表会や朗読会も兼ねているようだった。

※結果的に、ここで知り合った日本人にもらった情報から、カナダでの勤務先(翻訳会社)を見つけることになったのだから、縁というのは大切なものだ。

聞けば、「バンクーバー日系人福音教会 Vancouver Japanese Gospel Church」というところに通っている人たちの交流会だったようだ。

「もし良かったら、今度、私たちの教会に来てみませんか?クリスチャンでなくとも歓迎しますよ!日曜日に礼拝があります。」と誘われたので、ものは試しと、行ってみることにした。

バンクーバーからスカイトレインで南東へ15kmほど向かう。ニューウェストミンスター駅で降りて徒歩で教会へ。

  バンクーバー日系人福音教会ホームページ:http://jpgospelchurch.com/

日曜礼拝は11時から。2階で日本人の牧師さんが日本語礼拝を、1階では英語の礼拝が行われている。勉強のためなので私はいつも英語礼拝に参加していたが、集中力を持続させるのが難しく、内容はほとんど分からなかった・・・。スクリプトやハンドアウトがあるわけじゃないし、英語ネイティブ向けだし、たぶんキリスト教の専門用語とかが入っていたかもだし。と言い訳してみる。牧師さんのお話のあと、お布施を入れると思われる袋が回ってくる。聞けば、クリスチャンではない人は別にお金を入れなくてもいいとのことだったので、私はそのまま袋を次の人に回した。

その後、別の階でお茶、コーヒー、お菓子、手作り料理等が振る舞われる。お布施もしてないのにいただいていいんだろうか?と少し思いつつ・・・、遠慮なくいただく。ここで、日本語、英語交え、いろんな人と交流ができる。

お祝いなどのときには、手作りケーキなども振る舞われる。

IMGP1964.JPG









何度か通ったあと、「今度、洗礼を受ける人がある」と聞いたので、それは是非見学してみたいと思い、行くことにした。住んでいる家のオーナー(フィンランド人)がクリスチャンなので、その話をしてみたら、それは是非自分も行ってみたいと言われた。ちなみにこのオーナー、以前この教会に通っていたことがあったそうだ。このオーナーのガールフレンド(韓国人)もクリスチャンで、みんなで行くことにした。


そしたら!!なんと!!


洗礼を受けた女性は韓国人で、家のオーナーのガールフレンドの旧友だった!!

聞けば、しばらく前に音信不通になってしまって、再会したいと思っていたとのこと。

この偶然にみんなビックリ。

ふたりは、再会を喜び合い、また、クリスチャンの洗礼を受けたことを祝い合っていた。

IMGP1953.JPG








ほんとに偶然だったけど、なんかとても良い事をした気分だ。
 
7月から、社交ダンス始めました。



社交ダンス(Ballroom Dance)っていうのは、ごく簡単に例を出して言うと、タンゴ、ワルツ、ルンバ、チャチャチャなどの総称。タンゴとかワルツは、聞いたことがおありのことと思う。スタンダード、ラテンなどの、もっと複雑な区分けがあるんだけど、その説明はまたの機会に。

日本で社交ダンスブームの火付け役となった映画、『シャルウィダンス?』をご存じの方も多いと思う。それがリメイクされたハリウッド版もある。(配役とか筋書きの自然さとかは、日本版のほうが断然良いと思う。)
この映画をご覧になればイメージが湧くと思う。

また、ウッチャンナンチャンなどが司会をしていたテレビ番組、『芸能人社交ダンス選手権』をご覧になった方も多いと思う。あの番組を見れば、一目瞭然です。ちなみに、ウッチャンナンチャンは「ウリナリ芸能人社交ダンス部」というのもやっています。

なお、この『芸能人社交ダンス選手権』というテレビ番組、もともとは外国で始まったテレビ番組の日本版焼き直しのようです。イギリスが最初だったらしく、そのイギリス版を焼き直したアメリカ版もあり、番組名を『Dancing with the Stars(スターと踊ろう)』と言います。このDancing with the Starsはカナダでも試聴できるそうです。



映画やテレビの影響もあるけど、実は以前から社交ダンスに興味を持っていた。しかし日本では、経験もパートナーもない素人があまりお手軽に始められるようなものではないから、チャンスをうかがっていたところだった。7月になり、仕事の方も少し落ち着き、何かまた新しいカナダならではのことを始めてみようと思い立った私は、近所のコミュニティーセンターに行き、偶然“社会人向けの夜間コース”の情報を見つけた。私が見つけたパンフレットは、子供たち向けの夏季学習と、大人向けの生涯学習的なコースがセットになった、バンクーバー教育委員会主催のものだった。

何か良いものはないか探していたところ、まさに求めていたコースを発見。
Ballroom dance, for beginners.
7月開始で全4回。週1回水曜日の夜、近所のセカンダリー・スクール(高校)が会場だという。値段もお手頃。「ビギナーコース」。これだ!!とピンと来た私は、早速インターネットを通して申し込みをした。クレジットカードで支払いを済ませ、あとは当日行くだけだ。

当日、広い校舎内で迷いつつも無事会場であるカフェテリアに到着した。カフェテリアのテーブルと椅子は端に寄せられている。講師は若い女の先生で、メンバーは20代から60代くらいまでの男女が20人くらいという規模だった。ほとんどの人はカップルで来ていたが、私のようにシングルで来ている人も、男女共にちらほらいた。社交ダンスは男女がペアになって踊るので、当然男性のステップ、女性のステップがそれぞれ違ってくる。男女別にステップを練習した後、ランダムにペアを組んで練習をする。大抵の社交ダンスコースでは女性が多いそうで、やむを得ず女性と女性のペアができるときもあるが、初心者の女性に「男性のステップを踏め」と言っても無理な相談だ。なお、このときペアになれずに余ると、先生と組んでサシで教えてもらえるので、初心者同士であわあわ言いながら組むよりは敢えて余った方が良いかもしれない。

見たことも聞いたこともないステップの名前や動きを見ながら英語も聞いて理解するというのは、想像以上に難しかった。最初は、もう何が何だか。「ロックステップ」というステップがあるのだが、この「ロック」は「ロッキングチェアー」のロックと同じで“揺れ動く”という意味なのに、『岩?岩がどうしたって?』などと混乱する有様だ。まあ初心者だし外国人だし、これは仕方のないことだけれど。

さすが欧米諸国の一つなだけあって、全然知らない人とペアを組むにもかかわらず、誰もそんなに抵抗を感じないように見受けられる。先生の人柄もあって、終始和やかにコースは進む。

このコースには日本人が2人いて、一人は地元の大学に通う大学院生の男性。もう一人は、こっちに移民している女性。休憩時間などに日本語でさっきのステップの確認などをできてとても助かった。こういうところに同じ日本人がいるのは、すごく心強い。

初回のクラスのあと、家の近くのコミュニティーセンターに行って、一人でステップの復習をしてみた。コミュニティーセンターは既に閉まっていて電気も消えていたけれど、街灯もあるしスペースもあるし、建物の扉のガラスに自分を映しながらやればよいと思った。周囲に誰もいないことを確認して、こっそりワルツのステップを練習した。映画の『シャルウィダンス?』にこんなシーンがあったような・・・と思い出しながら。



さて、やはり予想した通り、カナダは日本よりも社交ダンスを始めやすい下地が整っているのだった。

セカンダリースクールのコースの先生が、とあるイベントのことを教えてくれた。
ダウンタウンの繁華街ロブソンストリートに、ロブソンスクエアという場所があって、ここのホールで、社交ダンスのイベントが開かれているのだという。7月から8月の間、毎週金曜日の夜に開催されるという。
先に「ロックステップ」の意味を私に教えてくれた60歳前後のご夫婦が、ロブソンスクエアの場所を詳細に教えてくださった。


7月13日。初めて行ってみた。


IMGP1911.JPGIMGP1912.JPGこれがイベント開始前の様子。だんだんと人が集まってきている。このホールはなんと、繁華街の地下にある。地下と言っても、壁がないから、地上の階段を降りるとすぐに内部が見えてくる。




参加費無料。踊るときに邪魔になるバッグ類を預かってくれる受付もある(預けると何ドルかかかる)。社交ダンスには音楽が欠かせないので、音響効果の準備もバッチリ進められている。


IMGP1913.JPG司会者の人の挨拶があってから、初心者向け無料講習会が開かれる。この写真の人だかりは、先生を囲んで講習を受けている人たち。毎回、ワルツだったりルンバだったり、教えてもらえるステップが違う。毎回先生も変わる。
全く予備知識がないと、英語のネイティブでも一度に理解するのは難しい。この後実際に男女ペアを組んで踊るのだが、全然知らない人と適当にペアになるので、それなりに面白い体験ができる。



セカンダリースクールのコースで知り合った人たちも来ていたので、顔見知りということでペアになってもらえる確率が上がったのであった。


イベントはこの後、各自で自由にホールを使えるフリータイムと、観客は周囲に引っ込んでプロのダンサーがショーを披露するショータイムとが繰り返される。イベントは夜11時くらいまで、4時間にわたって続けられる。

この無料のイベントを今後も継続させていくため、ショーを見た人に対してカンパが回ってくる。払っても払わなくてもよいが、ショーに感動した場合は払うべし。プロのダンサーの社交ダンスを生で見られる(しかも無料)なんてスゴイ!!

7月に習い始めたのはほんの思い付きからで、まさに偶然だったのに、ちょうど7月8月のタイミングでこのようなイベントが催されているとは、本当にラッキーだ。
Powered by ニンジャブログ Designed by 穂高
Copyright © Festina lente! All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]