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バンクーバーから南東に70kmほど行ったところに、アボッツフォード(Abbotsford)という都市がある。ここにはアボッツフォード国際空港があって、民間と軍で飛行場を使用している。
ここで毎年、エア・ショー(Air Show、航空祭)が開かれるという情報を耳にした。ラジオかテレビかフリーペーパーか何だか忘れたけど、複数の媒体で広告を見聞きした。
これは是非行きたい!
飛行機は好きだし、ミリタリーも見るのは好きだし、日本でも航空祭行ったことあるし。
ということで早速アボッツフォードへの行き方を調べたのだが、バンクーバーからかなり離れているので、いつも使っているスカイトレインや市バスでは行けない。バスを乗り継ぐか、グレイハウンド(長距離バス)を使うか・・・とも思ったが、よく分からないし、もしうまくアボッツフォードまで着けたとしても、航空祭の会場の飛行場まで行けるかどうか。行ったところで、たぶん飛行場はものすごく広いので、迷ってしまうことになるだろう。クルマも使えないし・・・。時間は有効に使いたいし・・・。
というわけで、とりあえず公式ホームページを見てみた。
-----------------
<お車でお越しの場合>
・・・・・・・
<自家用飛行機でお越しの場合>
・・・・・・・
-----------------
えっ・・・。
車か飛行機での行き方しか書いてない!?
少なくとも、ざっと見た限りではそのように思えた。
がびーん。
その後グーグル検索を続けると、バンクーバーからアボッツフォードまでのJTBのツアーが組まれていることを知った。
ナイスJTB!!
カナダに来てから、いろいろと自分の足で動くことを信条としていたが、この際致し方ない。これを使うのが費用も時間も節約できて間違いがない。
早速申し込んだ。
8月11日当日。
バスに揺られること数時間。やはりツアー客は日本人だけ。これはこれでOK。
無事到着。バスは、専用の駐車場へ入っていく。やはりツアーにして正解だった。会場までギッチリ乗り付けられるもの。入場券料金なんかもツアーに含まれているしね。
ガイドさんから説明と帰りの集合時間を聞き、めいめいに散らばる。
さて、どこから見よう。
とりあえず、輸送用飛行機のところに列ができているから並んでみる。内部が見学できるらしい。
と、前に並んでいた同年代の女の子から話しかけられた。話してみると、なんと同じバスで来た日本人のツアー客だった!名をM子ちゃんという。バンクーバー市内で住んでいる地区もかなり近所で、意気投合し、その後一緒に回ることにした。そのおかげで、一人で回るより数倍楽しめたと思う。私と同じく、航空祭に行ってみたいとは思っていたが、一緒に行ってくれる友人が見つからず、JTBのツアーに申し込んだのだという。
早速飛行機の中を見学。各所に案内の人(軍関係者やパイロット)がいて、説明をしてくれる。かなり年代物の機器がずらりと並ぶ機内をゾロゾロと見て回る。
コックピットに座って記念写真。(腕は私の腕です)

↓なんと、ステルス戦闘機の展示(本物)を発見。他の飛行機は自由に見学できるのに、ステルスだけは周囲にロープが張り巡らされていてそれ以上近づけないようになっており、「近づかないでください」の立札があり、近づこうとした観光客が軍関係者の人に止められていた。さすが厳重!

↓本物の銃を持たせてもらった。肩に紐で本格的に装着。お、重い・・・。

↓映画に出てきそうなポリスの人。すごい装備なので、是非一緒に写真を撮りたいと思ったが・・・・航空祭を警備しているのかな?記念写真を頼んだら怒られるかな?と心配だった。しかし、一緒に回っていた連れのM子ちゃんが「この暑い中あんなフル装備をしているんだから、それ用(記念写真撮るため)なんじゃない?」と言っていたのでナルホドと思い、写真を頼んでみた。案の定、快諾!他のポリスの人も加わり、何枚か一緒に撮ってくれた。
今気づいたけど、この人の胸に「AB POS」と書いたワッペンが貼ってある。血液型ABプラスってことなのかな?

こういうとき、写真を撮ってくれる連れがいると凄い助かるんだよね!!連れができて、本当に良かった。
たくさんの軍関係者の方々やポリスの方々と記念写真を撮ることができた。彼らも、「これはお祭りだ」という意識があるので、すっごいノリノリで、肩組んだり同じポーズ取ったりで写真に収まってくれた。
救急ヘリで搬送される体験(ヘルメットかぶって)とかもできた。もちろんヘリは飛ばないけど。
救急車の内部も公開されていた。
アメリカの、けっこう遠くの方の州から飛行機で飛んできたばかり、というパイロットの人もいた。
カナダの航空祭だけど、アメリカ軍もかなり混ざっているのね。
↓ブルーインパルスみたいな曲芸飛行もあり。

一日、とても楽しめました。
すごく良い記念になった。
ここで毎年、エア・ショー(Air Show、航空祭)が開かれるという情報を耳にした。ラジオかテレビかフリーペーパーか何だか忘れたけど、複数の媒体で広告を見聞きした。
これは是非行きたい!
飛行機は好きだし、ミリタリーも見るのは好きだし、日本でも航空祭行ったことあるし。
ということで早速アボッツフォードへの行き方を調べたのだが、バンクーバーからかなり離れているので、いつも使っているスカイトレインや市バスでは行けない。バスを乗り継ぐか、グレイハウンド(長距離バス)を使うか・・・とも思ったが、よく分からないし、もしうまくアボッツフォードまで着けたとしても、航空祭の会場の飛行場まで行けるかどうか。行ったところで、たぶん飛行場はものすごく広いので、迷ってしまうことになるだろう。クルマも使えないし・・・。時間は有効に使いたいし・・・。
というわけで、とりあえず公式ホームページを見てみた。
-----------------
<お車でお越しの場合>
・・・・・・・
<自家用飛行機でお越しの場合>
・・・・・・・
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えっ・・・。
車か飛行機での行き方しか書いてない!?
少なくとも、ざっと見た限りではそのように思えた。
がびーん。
その後グーグル検索を続けると、バンクーバーからアボッツフォードまでのJTBのツアーが組まれていることを知った。
ナイスJTB!!
カナダに来てから、いろいろと自分の足で動くことを信条としていたが、この際致し方ない。これを使うのが費用も時間も節約できて間違いがない。
早速申し込んだ。
8月11日当日。
バスに揺られること数時間。やはりツアー客は日本人だけ。これはこれでOK。
無事到着。バスは、専用の駐車場へ入っていく。やはりツアーにして正解だった。会場までギッチリ乗り付けられるもの。入場券料金なんかもツアーに含まれているしね。
ガイドさんから説明と帰りの集合時間を聞き、めいめいに散らばる。
さて、どこから見よう。
とりあえず、輸送用飛行機のところに列ができているから並んでみる。内部が見学できるらしい。
と、前に並んでいた同年代の女の子から話しかけられた。話してみると、なんと同じバスで来た日本人のツアー客だった!名をM子ちゃんという。バンクーバー市内で住んでいる地区もかなり近所で、意気投合し、その後一緒に回ることにした。そのおかげで、一人で回るより数倍楽しめたと思う。私と同じく、航空祭に行ってみたいとは思っていたが、一緒に行ってくれる友人が見つからず、JTBのツアーに申し込んだのだという。
早速飛行機の中を見学。各所に案内の人(軍関係者やパイロット)がいて、説明をしてくれる。かなり年代物の機器がずらりと並ぶ機内をゾロゾロと見て回る。
コックピットに座って記念写真。(腕は私の腕です)
↓なんと、ステルス戦闘機の展示(本物)を発見。他の飛行機は自由に見学できるのに、ステルスだけは周囲にロープが張り巡らされていてそれ以上近づけないようになっており、「近づかないでください」の立札があり、近づこうとした観光客が軍関係者の人に止められていた。さすが厳重!
↓本物の銃を持たせてもらった。肩に紐で本格的に装着。お、重い・・・。
↓映画に出てきそうなポリスの人。すごい装備なので、是非一緒に写真を撮りたいと思ったが・・・・航空祭を警備しているのかな?記念写真を頼んだら怒られるかな?と心配だった。しかし、一緒に回っていた連れのM子ちゃんが「この暑い中あんなフル装備をしているんだから、それ用(記念写真撮るため)なんじゃない?」と言っていたのでナルホドと思い、写真を頼んでみた。案の定、快諾!他のポリスの人も加わり、何枚か一緒に撮ってくれた。
今気づいたけど、この人の胸に「AB POS」と書いたワッペンが貼ってある。血液型ABプラスってことなのかな?
こういうとき、写真を撮ってくれる連れがいると凄い助かるんだよね!!連れができて、本当に良かった。
たくさんの軍関係者の方々やポリスの方々と記念写真を撮ることができた。彼らも、「これはお祭りだ」という意識があるので、すっごいノリノリで、肩組んだり同じポーズ取ったりで写真に収まってくれた。
救急ヘリで搬送される体験(ヘルメットかぶって)とかもできた。もちろんヘリは飛ばないけど。
救急車の内部も公開されていた。
アメリカの、けっこう遠くの方の州から飛行機で飛んできたばかり、というパイロットの人もいた。
カナダの航空祭だけど、アメリカ軍もかなり混ざっているのね。
↓ブルーインパルスみたいな曲芸飛行もあり。
一日、とても楽しめました。
すごく良い記念になった。
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日本ではありえない、欧米ならではのイベント。
それが、「ゲイ・パレード」!!
ゲイの人たちがパレードするのである。
面白そうなので行ってみた。
↓デイビーストリート。お馴染み、ゲイのシンボル・レインボー。

こ~んなに人がいます。天気も良くて、最高のパレード日和☆

↓ゲイの人が歩くのもあるけど、こんなふうに乗り物に乗ってパレードするのもありました。

それにしても、どうしてゲイの人はみんな脱ぎたがるんだ?
すっぱだかでパンツもはいていないおじさんとかも行進してました・・・・Σ
公道通行止めにして貸し切って、すっぱだか・・・・
日本じゃ考えられん・・・・
同じ日に、日本人のハウスメイトもパレードを見に行ってたらしい。彼女とは現地では会わなかったけど、あとで彼女が撮った写真をもらいました。
↓こんなん。

取材受けてる・・・・。
なんか、すげ~・・・・。
異文化って凄い。
それが、「ゲイ・パレード」!!
ゲイの人たちがパレードするのである。
面白そうなので行ってみた。
↓デイビーストリート。お馴染み、ゲイのシンボル・レインボー。
こ~んなに人がいます。天気も良くて、最高のパレード日和☆
↓ゲイの人が歩くのもあるけど、こんなふうに乗り物に乗ってパレードするのもありました。
それにしても、どうしてゲイの人はみんな脱ぎたがるんだ?
すっぱだかでパンツもはいていないおじさんとかも行進してました・・・・Σ
公道通行止めにして貸し切って、すっぱだか・・・・
日本じゃ考えられん・・・・
同じ日に、日本人のハウスメイトもパレードを見に行ってたらしい。彼女とは現地では会わなかったけど、あとで彼女が撮った写真をもらいました。
↓こんなん。
取材受けてる・・・・。
なんか、すげ~・・・・。
異文化って凄い。
昨日は語学学校のアクティビティ(バスツアー)で、アメリカのシアトルに行ってきました。

こんなバスで行きました。
よく見ると、SCHOOL BUS って書いてある。
そう、バンクーバーの街中やお隣のバーナビー市
でもしばしば見かける。
言っちゃ悪いが、乗り心地はサイアク。子供用?のためか、座席が小さい。
前の席との間隔が狭すぎるため、足が全然伸ばせない。エコノミークラス症候群になりそうな感じ。
座席のシートも硬すぎる。っていうか、クッション性が全然ない。子供たちが、近所にある学校まで行くには十分かもしれないが、大の大人が座って、カナダのバンクーバー←→アメリカのシアトル間を往復するには全然向いていない。すぐにおしりが痛くなる。しかし、このツアーで知り合った日本人の女の子は、「わあ☆街中を走っているこのスクールバス、一度乗ってみたかったの☆」と喜んでいた。
とまあ、予算ギリギリの格安バスツアー(語学学校主催)なのでスクールバスの悪口はこれくらいにして・・・。

着きましたシアトル!日本が誇る名バッター、マリナーズ、イチロー選手の写真がビルにデカデカと!!
う~ん、シアトルって感じがするね!!
国境審査含め、出発から5時間くらいで到着。
尚、カナダとアメリカの国境審査が混んでいてメチャメチャ待たされたが、観光バス等はバス単位で(団体扱い)ゾロゾロと審査を受けさせてくれるので特に困ることはなかった。カナダ出国前、バスの中でガイドの人に、「おやつとしてバッグにバナナとかの果物を持ってきた人は、今すぐここで食べてください。冗談を言っているのではありません。それらを米国内に持ち込むことはできません。」と案内される。私は別に生ものをおやつには持ってきていなかったので大丈夫だった。国境審査を通過したあとも、アメリカ人の担当者が(日本人には日本語で!)同じ内容を言って確認してくれていた。
陸路での国境越えは何度やっても興奮するね☆
島国日本に住んでいると、どうしてもそうなるよね☆(私だけ??)

かの有名なシアトルの「スペース・ニードル」に登りました。入場料16米ドルもする!!高い!!高すぎ!!
しかしここまで来て入場料ごときをケチるわけにはいかないので、登る。
エレベーターボーイのお兄さんがかなりイケメン。
旅の恥はかき捨てとばかりに、『記念写真一緒に撮ってくださ~い(ハートマーク)』とお願いする。こういう“おバカ観光客”系には慣れているのか(笑)、二つ返事でOKしてくれて、ノリノリでツーショット。

スペースニードルのてっぺんから見たシアトルの街並み。
う~ん、都会!!
シアトルって、スターバックス発祥の地なんだって。勿論ツアーには含まれている。スターバックス1号店へGO。思ったより狭い。というか、かなり狭い。そこへ団体様で押しかける!!

もちろん買いました。写真は、友達が買ったもの。
このカップのマークはお馴染みのマークだけど、お店(1号店)ではこのマークは緑色ではなくて、特別に茶色なのだ!お店の写真を撮るのを忘れたので、「スターバックス シアトル」でググってみてね。
たった1日の日帰り観光だったけど、いろいろなところを回れて、かなり楽しめました。
こんなバスで行きました。
よく見ると、SCHOOL BUS って書いてある。
そう、バンクーバーの街中やお隣のバーナビー市
でもしばしば見かける。
言っちゃ悪いが、乗り心地はサイアク。子供用?のためか、座席が小さい。
前の席との間隔が狭すぎるため、足が全然伸ばせない。エコノミークラス症候群になりそうな感じ。
座席のシートも硬すぎる。っていうか、クッション性が全然ない。子供たちが、近所にある学校まで行くには十分かもしれないが、大の大人が座って、カナダのバンクーバー←→アメリカのシアトル間を往復するには全然向いていない。すぐにおしりが痛くなる。しかし、このツアーで知り合った日本人の女の子は、「わあ☆街中を走っているこのスクールバス、一度乗ってみたかったの☆」と喜んでいた。
とまあ、予算ギリギリの格安バスツアー(語学学校主催)なのでスクールバスの悪口はこれくらいにして・・・。
着きましたシアトル!日本が誇る名バッター、マリナーズ、イチロー選手の写真がビルにデカデカと!!
う~ん、シアトルって感じがするね!!
国境審査含め、出発から5時間くらいで到着。
尚、カナダとアメリカの国境審査が混んでいてメチャメチャ待たされたが、観光バス等はバス単位で(団体扱い)ゾロゾロと審査を受けさせてくれるので特に困ることはなかった。カナダ出国前、バスの中でガイドの人に、「おやつとしてバッグにバナナとかの果物を持ってきた人は、今すぐここで食べてください。冗談を言っているのではありません。それらを米国内に持ち込むことはできません。」と案内される。私は別に生ものをおやつには持ってきていなかったので大丈夫だった。国境審査を通過したあとも、アメリカ人の担当者が(日本人には日本語で!)同じ内容を言って確認してくれていた。
陸路での国境越えは何度やっても興奮するね☆
島国日本に住んでいると、どうしてもそうなるよね☆(私だけ??)
かの有名なシアトルの「スペース・ニードル」に登りました。入場料16米ドルもする!!高い!!高すぎ!!
しかしここまで来て入場料ごときをケチるわけにはいかないので、登る。
エレベーターボーイのお兄さんがかなりイケメン。
旅の恥はかき捨てとばかりに、『記念写真一緒に撮ってくださ~い(ハートマーク)』とお願いする。こういう“おバカ観光客”系には慣れているのか(笑)、二つ返事でOKしてくれて、ノリノリでツーショット。
スペースニードルのてっぺんから見たシアトルの街並み。
う~ん、都会!!
シアトルって、スターバックス発祥の地なんだって。勿論ツアーには含まれている。スターバックス1号店へGO。思ったより狭い。というか、かなり狭い。そこへ団体様で押しかける!!
もちろん買いました。写真は、友達が買ったもの。
このカップのマークはお馴染みのマークだけど、お店(1号店)ではこのマークは緑色ではなくて、特別に茶色なのだ!お店の写真を撮るのを忘れたので、「スターバックス シアトル」でググってみてね。
たった1日の日帰り観光だったけど、いろいろなところを回れて、かなり楽しめました。
ポイント・ロバーツ(Point Roberts)をご存じだろうか?
バンクーバーの南にちょっとだけ飛び出た半島の先。この先っぽにあるアメリカ合衆国の飛び地である。飛び地好きのマニアの皆さんが気になっちゃう、ミステリィなスポットである。
実際には、ここには何もない。ヒト(アメリカ国籍の)は住んでるけど、わざわざ大都市バンクーバーから出掛けて行って面白いようなものは何もない。
それでも例によって私と韓国人の友人は、マニアックかつ思い出に残る場所を求めて旅立った。
桜が咲き誇る、4月初旬のことだ。

これがポイント・ロバーツの位置(写真をクリックすると拡大)。
半島の先っちょの赤丸がそれ。
一応国境審査があるそうだ。
一応自治体のホームページもある。
Point Roberts Chamber of Commerce http://www.pointrobertschamber.com/
これを読むと、学校や郵便局や警察があるかどうかなど、自治体のサービスについて確認できる。地価が安くバンクーバー都市圏への通勤も便利なので、カナディアンがここに土地を取得することも多いとか。不動産関係を意識した案内も見受けられる。
ここには小学校低学年までの学校はあるが、それ以上の学年になると通学バスに乗って毎日4回、国境越えをしなければならない。一旦カナダ側に入って、それからシアトル方面に抜けるのだ。帰りも国境を越えて同じ道を戻ってくる。アメリカの国民はカナダの税金を払っていないから、カナダ側の公立学校には入れないんだそうだ。ポイントロバーツには一応大きなスーパーマーケットが一つと、郵便局、図書館はあるが、警察と言える警察はないらしい。日本人が作ったという大きなゴルフ場がある。そのため日本人も少し住んでいる。人口はそんなに多くない。大きな道路は四角形に4本通っているだけ。
なぜこんな飛び地ができてしまったのか?それは一説によると、アメリカとカナダで北緯49度線として国境を決める際、カナダ側が州都ビクトリア(当時のビクトリア砦、北緯49度線より南にある)をアメリカに渡さないのに必死で、その交渉をしているうちに、こんな端っこの名もない半島の先っぽのことなんて誰も気付かなかった。ふと見てみたら、あれ?となっていた。ということらしいが・・・・・・。なんか、何の由来を聞いても、アバウトなんだよね、北米って。
私はこのポイント・ロバーツのことを、ホームステイのマザーに聞いて知った。地図を見ながら、市内の地理の話をしていたときに、話題に出たものだ。すぐにマザーがインターネットで詳細情報を調べてくれ、いつか機会があったら行ってみようと思っていた。なにしろ私は国境越えが好きなので。
徒歩での国境越えは、2001年夏にアメリカ-メキシコ間を渡った以来だ。あのときはアメリカのサンディエゴから歩いて鉄製の回るゲートをくぐり、メキシコのティファナに入ったのだった。メキシコに入る際は、国境審査もパスポートチェックも何もなかった(アメリカに戻る際には普通にイミグレオフィスの中で入国審査があった)。周囲を海に囲まれている日本の国民にとっては、徒歩での国境越えはある意味ロマンに満ち溢れた行為だと思う。私だけか?
さて、何しろ遠出をするようになって間もない頃なので、リッチモンドの先のそのまた先にどうやって行ったものか。この頃はまだリッチモンドにすら行ったことがなかったのだ。確かダウンタウンを走っているBラインというバスが、「リッチモンドセンター行き」となっていたはずだ。それに乗ればとりあえずはリッチモンドまで行けるに違いない。Bラインにすらあまり乗ったことのなかった私たち。平安時代の京都の農民たちが、東北の先の北海道にいる蝦夷なんて想像もつかなかったのと同じだ。(そうか?)
Bラインの終点でウロウロし、さらに南に行くと思われるバスに乗り換える(今思えば、終点はリッチモンドセンターの先の何もない地点だったのに、よく短時間で乗り換えポイントを見つけられたなぁ)。バスの運転手さんたちはたいてい親切なので、地図を示して「ここに行きたい」と言うと、だいたいどのバスに乗れば良いのかを教えてくれる。終点まで乗って、「ラドナー・エクスチェンジ」というターミナルポイントで降りる。そこでやっと、国境まで行くバスを見つけ、発車まで30分ほど待って、乗り込む。近くに大きな国道99号線が通っているためか、ちょっと歩いたところに大きなマクドナルドがある。
国境まで行くバスが終点に着いたとき、運転手さんにポイント・ロバーツの方向を教えてもらい、歩き始める。てくてくてく。てくてくてく。家族連れや子供、お年寄りがゆったりしている大きな公園を横切る。方角が合っているか些か不安になったころ、国境越えのために並んでいる車の列を発見。
車なら並ばなければならないが、私たちは徒歩だったので、とりあえず国境審査の建物に入る。職員はみんな暇そうだ。こんなところは地元の人間しか通らないから、多分みんな顔パスなんだろう。それでも911以降、どこでも審査が厳しくなったというし、我々も一応パスポートの提示くらいは求められるのかな?
韓国人がアメリカに入国する際、パスポートの他に10年用で1万円くらいする白いビザを買わなければならないが、友人はそれを既に持っていた。日本人はビザ免除なので、パスポートと、入国時に3ヶ月有効の緑色の入国カードを800円くらいで買う。私はシアトルに行った際に買ったグリーンカードがまだ有効だったのでそれを見せようとした。しかし係官はグリーンカードの有効期限を確かめもせず、パスポートを開きもせず、私がグリーンカードを手にしているのを見ただけでOKを出してくれた。だからもちろん国境越えのスタンプはなし。韓国人の友人は写真を確かめられ、私よりは比較的厳重なチェックを受けていた。
とはいえ、この先には私有の船でも停泊させていない限りどこへも行けない。どん詰まりの行き詰まりだ。日用雑貨以外の物も売っちゃいない。泳いでアメリカ本土へ密入国することだってできやしない。警察署だって存在しない平和な村だ。従って、国境審査もかなり適当。

これがポイント・ロバーツの国境審査の建物。はためくアメリカンフラッグ。星条旗よ永遠なれ。

ちゃんと「USA」って書いてある。
こっからアメリカなんだなぁ。

ポイントロバーツには大した観光ポイントは存在しない。ということを示すためだけに撮影した看板1。ん?もしかしてこの看板は例の、日本人が建設したという『ゴルフリゾート』か?いや、マリーナリゾートとあるから、ヨットハーバーか何かの関係だろう。

看板2。ここには何もないけれど、そこはかとなくアメリカのかほりがするような。
ちょっとしたスナックや日用品を買えるショップはところどころにあった。もちろんアメリカドルを使う(シアトルのときに両替したお金の残り)。カナダドルも使えるらしいけど・・・。
一軒だけあるという大きなスーパーマーケットでもおやつ程度の買い物をした。アメリカの国旗がデカデカと描かれたいかにもという感じのビニールに入れてくれた。これ、記念に取っとこ。
ポイント・ロバーツには、人口に比べてガソリンスタンドの数が多い。カナダよりアメリカの方がガソリンが安いので、カナディアンがよく車で国境越えをしてガソリンを入れに来るらしい。なるほど、だから車だけあんなに列を作って並んでいたのか。なっとく。
スーパーマーケットのあるメインの通りをずっと真っ直ぐ進むと、ヨット・ハーバーに出た。しかし海岸線はまだ先のようだ。詳細な地図を持っていなかった私たちは歩き疲れたので、海まで出ないうちに引き返すことにした。道路は舗装になっているので、レンタサイクルなんかがあれば便利だっただろうなあ。
帰りはカナダ側の国境審査を受ける。行きとは違う建物に入る。なぜか審査官のお兄さんがイケメンで、我々のテンションも上がる。一応、一通りの質問は受ける。
審査官「きみたち、何しにいってきたの?どれくらい滞在してたの?お酒かタバコは買ってきた?」
我々「観光。半日。お菓子買いました。」
審査官「そう?んじゃー通ってOK」
みたいな感じである。
いいのか、そんな適当で。
しかし例によって、韓国人の友人は私より質問の量が多かった。なぜなんだろう?
帰りは、バンクーバー行きのバス1本でOKだった。後で知ったことだが、来るときもあんなに乗り換えする必要はなかったみたいだ。
ま、でも、探検ってことで。
なかなかできる体験じゃないよね。
バンクーバーの南にちょっとだけ飛び出た半島の先。この先っぽにあるアメリカ合衆国の飛び地である。飛び地好きのマニアの皆さんが気になっちゃう、ミステリィなスポットである。
実際には、ここには何もない。ヒト(アメリカ国籍の)は住んでるけど、わざわざ大都市バンクーバーから出掛けて行って面白いようなものは何もない。
それでも例によって私と韓国人の友人は、マニアックかつ思い出に残る場所を求めて旅立った。
桜が咲き誇る、4月初旬のことだ。
これがポイント・ロバーツの位置(写真をクリックすると拡大)。
半島の先っちょの赤丸がそれ。
一応国境審査があるそうだ。
一応自治体のホームページもある。
Point Roberts Chamber of Commerce http://www.pointrobertschamber.com/
これを読むと、学校や郵便局や警察があるかどうかなど、自治体のサービスについて確認できる。地価が安くバンクーバー都市圏への通勤も便利なので、カナディアンがここに土地を取得することも多いとか。不動産関係を意識した案内も見受けられる。
ここには小学校低学年までの学校はあるが、それ以上の学年になると通学バスに乗って毎日4回、国境越えをしなければならない。一旦カナダ側に入って、それからシアトル方面に抜けるのだ。帰りも国境を越えて同じ道を戻ってくる。アメリカの国民はカナダの税金を払っていないから、カナダ側の公立学校には入れないんだそうだ。ポイントロバーツには一応大きなスーパーマーケットが一つと、郵便局、図書館はあるが、警察と言える警察はないらしい。日本人が作ったという大きなゴルフ場がある。そのため日本人も少し住んでいる。人口はそんなに多くない。大きな道路は四角形に4本通っているだけ。
なぜこんな飛び地ができてしまったのか?それは一説によると、アメリカとカナダで北緯49度線として国境を決める際、カナダ側が州都ビクトリア(当時のビクトリア砦、北緯49度線より南にある)をアメリカに渡さないのに必死で、その交渉をしているうちに、こんな端っこの名もない半島の先っぽのことなんて誰も気付かなかった。ふと見てみたら、あれ?となっていた。ということらしいが・・・・・・。なんか、何の由来を聞いても、アバウトなんだよね、北米って。
私はこのポイント・ロバーツのことを、ホームステイのマザーに聞いて知った。地図を見ながら、市内の地理の話をしていたときに、話題に出たものだ。すぐにマザーがインターネットで詳細情報を調べてくれ、いつか機会があったら行ってみようと思っていた。なにしろ私は国境越えが好きなので。
徒歩での国境越えは、2001年夏にアメリカ-メキシコ間を渡った以来だ。あのときはアメリカのサンディエゴから歩いて鉄製の回るゲートをくぐり、メキシコのティファナに入ったのだった。メキシコに入る際は、国境審査もパスポートチェックも何もなかった(アメリカに戻る際には普通にイミグレオフィスの中で入国審査があった)。周囲を海に囲まれている日本の国民にとっては、徒歩での国境越えはある意味ロマンに満ち溢れた行為だと思う。私だけか?
さて、何しろ遠出をするようになって間もない頃なので、リッチモンドの先のそのまた先にどうやって行ったものか。この頃はまだリッチモンドにすら行ったことがなかったのだ。確かダウンタウンを走っているBラインというバスが、「リッチモンドセンター行き」となっていたはずだ。それに乗ればとりあえずはリッチモンドまで行けるに違いない。Bラインにすらあまり乗ったことのなかった私たち。平安時代の京都の農民たちが、東北の先の北海道にいる蝦夷なんて想像もつかなかったのと同じだ。(そうか?)
Bラインの終点でウロウロし、さらに南に行くと思われるバスに乗り換える(今思えば、終点はリッチモンドセンターの先の何もない地点だったのに、よく短時間で乗り換えポイントを見つけられたなぁ)。バスの運転手さんたちはたいてい親切なので、地図を示して「ここに行きたい」と言うと、だいたいどのバスに乗れば良いのかを教えてくれる。終点まで乗って、「ラドナー・エクスチェンジ」というターミナルポイントで降りる。そこでやっと、国境まで行くバスを見つけ、発車まで30分ほど待って、乗り込む。近くに大きな国道99号線が通っているためか、ちょっと歩いたところに大きなマクドナルドがある。
国境まで行くバスが終点に着いたとき、運転手さんにポイント・ロバーツの方向を教えてもらい、歩き始める。てくてくてく。てくてくてく。家族連れや子供、お年寄りがゆったりしている大きな公園を横切る。方角が合っているか些か不安になったころ、国境越えのために並んでいる車の列を発見。
車なら並ばなければならないが、私たちは徒歩だったので、とりあえず国境審査の建物に入る。職員はみんな暇そうだ。こんなところは地元の人間しか通らないから、多分みんな顔パスなんだろう。それでも911以降、どこでも審査が厳しくなったというし、我々も一応パスポートの提示くらいは求められるのかな?
韓国人がアメリカに入国する際、パスポートの他に10年用で1万円くらいする白いビザを買わなければならないが、友人はそれを既に持っていた。日本人はビザ免除なので、パスポートと、入国時に3ヶ月有効の緑色の入国カードを800円くらいで買う。私はシアトルに行った際に買ったグリーンカードがまだ有効だったのでそれを見せようとした。しかし係官はグリーンカードの有効期限を確かめもせず、パスポートを開きもせず、私がグリーンカードを手にしているのを見ただけでOKを出してくれた。だからもちろん国境越えのスタンプはなし。韓国人の友人は写真を確かめられ、私よりは比較的厳重なチェックを受けていた。
とはいえ、この先には私有の船でも停泊させていない限りどこへも行けない。どん詰まりの行き詰まりだ。日用雑貨以外の物も売っちゃいない。泳いでアメリカ本土へ密入国することだってできやしない。警察署だって存在しない平和な村だ。従って、国境審査もかなり適当。
これがポイント・ロバーツの国境審査の建物。はためくアメリカンフラッグ。星条旗よ永遠なれ。
ちゃんと「USA」って書いてある。
こっからアメリカなんだなぁ。
ポイントロバーツには大した観光ポイントは存在しない。ということを示すためだけに撮影した看板1。ん?もしかしてこの看板は例の、日本人が建設したという『ゴルフリゾート』か?いや、マリーナリゾートとあるから、ヨットハーバーか何かの関係だろう。
看板2。ここには何もないけれど、そこはかとなくアメリカのかほりがするような。
ちょっとしたスナックや日用品を買えるショップはところどころにあった。もちろんアメリカドルを使う(シアトルのときに両替したお金の残り)。カナダドルも使えるらしいけど・・・。
一軒だけあるという大きなスーパーマーケットでもおやつ程度の買い物をした。アメリカの国旗がデカデカと描かれたいかにもという感じのビニールに入れてくれた。これ、記念に取っとこ。
ポイント・ロバーツには、人口に比べてガソリンスタンドの数が多い。カナダよりアメリカの方がガソリンが安いので、カナディアンがよく車で国境越えをしてガソリンを入れに来るらしい。なるほど、だから車だけあんなに列を作って並んでいたのか。なっとく。
スーパーマーケットのあるメインの通りをずっと真っ直ぐ進むと、ヨット・ハーバーに出た。しかし海岸線はまだ先のようだ。詳細な地図を持っていなかった私たちは歩き疲れたので、海まで出ないうちに引き返すことにした。道路は舗装になっているので、レンタサイクルなんかがあれば便利だっただろうなあ。
帰りはカナダ側の国境審査を受ける。行きとは違う建物に入る。なぜか審査官のお兄さんがイケメンで、我々のテンションも上がる。一応、一通りの質問は受ける。
審査官「きみたち、何しにいってきたの?どれくらい滞在してたの?お酒かタバコは買ってきた?」
我々「観光。半日。お菓子買いました。」
審査官「そう?んじゃー通ってOK」
みたいな感じである。
いいのか、そんな適当で。
しかし例によって、韓国人の友人は私より質問の量が多かった。なぜなんだろう?
帰りは、バンクーバー行きのバス1本でOKだった。後で知ったことだが、来るときもあんなに乗り換えする必要はなかったみたいだ。
ま、でも、探検ってことで。
なかなかできる体験じゃないよね。
今までたびたび話題にのぼってきた、カナダの中の人民共和国、リッチモンド。
今回は、リッチモンドの裏の顔(?)を解き明かそうという斬新な企画である。
知人にムスリム(イスラム教徒)の人がいたため、リッチモンドモスクを見学に行くことに。例によって私と韓国人の友人は、普通の外国人が訪れないようなマイナーな名所へ行くのである。なんでもない日に行って、手順も知らないお祈りに混ざるわけにはいかないので、(てゆうか私たちムスリムじゃないし、)イベントのある日を選んで行くことにした。
この日は、チルドレンズフェスティバルのようなものをやると聞きつけ、リッチモンドモスクを見学する良い機会だということで、青空の下、スカーフ片手にお出掛けした。(ムスリムの人たちが集まる場所に行く場合、女性はスカーフをかぶっておいたほうが無難。別にちゃんとした宗教的なものでなくてもよくて、なんとなく髪を隠す程度。派手なものでもOKのようだ)
ちなみに私のこんな色のスカーフは、初めてイスラム文化と接触した日に「イスラム・インフォメーション・センター」で無料でいただいたものだ。彼女らは、お祈りに来た(またはお祈りを見学に来た)女性に無料でスカーフをくれるのだ。入信するつもりは特になかったが、せっかくなので一応いただいておいた。その後、イスラム文化に触れるために、いろいろな場面で役立っている。

青空の下、モスクの白い壁が映えている。緑色のドームや木製の中央扉がオシャレ。

上の写真に写っている建物(モスク)の裏手。チルドレンズフェスティバルの会場準備が進められている。意外に小規模?
この場所からもっと奥に進むと、運動場とイスラム学校の校舎がある。
食事の出店もあった。写真は、変わりゴハンと、野菜や豆のトマト煮込みのようなもの。何という種類のコメなのか分からなかったがとにかくおいしい。多分ブラウンライス(玄米)とブラックライスとジャスミンライスが混ざったような感じだと思う。カナダに来て初めてブラックライスなるものを知ったが、プチプチッとした固めの歯ざわりが楽しくて、おいしい。ホームステイでも時々出たなぁ。
この写真の料理は、二人でたっぷり食べられて、一パック500円くらい。
この他に、カキ氷なんかもあった。このときのカキ氷の入れ物について。日本のような感じを想像しているとちょっとびっくりする。日本のアイスクリームのコーンに巻いてあるコーン型の紙を想像してください。そう、あの形をした小さなプラスチック容器に入って、「アイスコーン」っていう名前でカキ氷が売られているのです。
私はイスラム教の人に作ってもらう料理が大好きだ。イスラム教の人と一口に言っても、その出身地はいろいろあると思うけど、なぜかたいていどこでも毎回同じような食材を使った料理が出てくる気がする。知人がいることもあり、イスラム教の施設でよくご飯をごちそうになるのだが、香辛料たっぷりの異国情緒あふれる料理にはいつも感動していた。めっちゃおいしい。
この後、日本の国技がたいへんなことに!!!
まずは、この写真を見てください。
↓↓↓

えっ、これってもしかして・・・・・!?

試合後、脱ぎ捨てられた着ぐるみ。ご丁寧にカツラまである。
これは、興行っぽいアトラクションの一つだったようで、まず幼児用プールの要領で空気を入れたリングを用意する。扇風機の親玉みたいな機械を使って、轟音をたてながら常に空気を入れ続ける必要がある。リングの周囲で、トランポリンのように子供たちが乗っかって跳ね回るので。進行役兼審判の若いお兄ちゃんが、希望者の中から試合出場者を2名選んで、着ぐるみを着せる。子供たちは着ぐるみを着ると満足に動くことすらできないので、よろけながら相手に体当たりして、先に地に着いたほうが負けのようである。暇だったので、韓国人の友人と一緒にしばらく見ていたが、かなり笑える。
これを見ている子供たちのうち、一体何人が、これは東洋の島国・日本というところの国技であって、長い歴史を持つ相撲というスポーツなんだということを理解しているのだろうか?スモウ・レスラーズの体は、脂肪ではなく筋肉なのだと、世界最強と言われる格闘家は力士なのだと、土俵には女は上ってはいけないのだと、今後の人生でこの子らが知る機会はあるのだろうか?
答えは、考えるまでもない。
まわしは、赤コーナー・青コーナーを色で示し分けるためだけのベルトで、カツラは頭を守るヘルメットで、勝ち手は押し出ししかないと思っているに違いない。最近の日本の大相撲はモンゴル人やらヨーロッパ人やらに乗っ取られつつあるが、それどころではない危機を垣間見た気がした。
とはいえ、ぶっちゃけ面白かったんだけどね、これ☆

モスクの入り口上部。アラビア語が書いてある。韓国人の友人のクラスメートにサウジアラビアから来たムスリムの男の子がいるので、ここに何て書いてあるか聞いてもらった。これはクルアーンの一節で、「アッラーは偉大なり」「ムハンマドは神の使徒なり」といったことが書いてあるそうだ。うーん、予想通り!
食べるものも食べたし、モスクも見たし、子供たちの遊びも見学したし、お祈りに参加する必要はないし・・・・ということで、ここらで撤退することにした。
ここはリッチモンドと言っても外れの方なので、帰りのバスが来るまで1時間以上待った。バス停で知らないムスリムの女性と一緒になったが、韓国人の友人がしばらく世間話をした後、「あなたの人生の目標はなんですか?」などという突っ込んだ質問をし始めて、焦った。私は彼女らの会話にほとんど参加してなくて、眠くて横でボーッとしていたのだが、その質問で目が覚めた。そのムスリムの女性は母国語であるアラビア語やカナダの英語の他、ロシア語もしゃべれる、ロシアとアメリカに住んでいたこともある、とのことだったのだが、「目標って?何のこと?」というような調子で全然会話が成り立っていなかった。後で韓国人の友人が、「あの人、難しい英単語知らないみたい。だって私が“目標=purpose”とか、他の難しい単語を出すとわけが分からなくなるみたいなんだもの」とこっそり言っていた。いやぁ、そうか?ずいぶん流暢に英語をしゃべっていたし、特にそんな感じはしなかったけどなぁ。よくわからなかった。
以前もチラッと書いたことがあるが、リッチモンド北部にあるショッピングモールに初めて立ち寄ったのはこのときだ。ダイソーや日本の本屋さんが入っている。


うわあい、恐竜だ~。
恐竜と化石大好きっ子の私が我慢できるはずもない。急激にテンションが上がる。1マス進む。
ここで、はしゃぎまくる。2回休み。
大学時代の部活仲間の人たちは分かると思うけど、あの自然史博物館に行ったときの私を思い起こしてみてほしい。ここでもだいたいそんな感じである。つまり全然成長していないのである。


うわあい恐竜恐竜~。化石化石~。
3回休み。
やっとのことで恐竜ゾーンを抜け出し、ダイソーにやってきた。商品は2ドル=200円。
それでも日本のお菓子を手に入れてホクホク。
このとき買ったのは、カラフルなお好みかりんとう、香ばしい胡麻かりんとう、柚子&すだちキャンディ(こんなの日本でも見たことない)、それにサクマドロップスである。
かなりレトロなチョイスと相成りました。

さて、リッチモンドを抜け出して、バンクーバーに戻って参りました。Bラインのバスでそのままカナダ・プレイスまでやってきました。ウォーターフロントステーションの近くです。
今日も青空がキレイ。

今日もハーバーで停泊中の船を発見。
確か、日本の旗を掲げた日本の船だったような、気がする。
これにて今回のリッチモンド探検、終了~。
今回は、リッチモンドの裏の顔(?)を解き明かそうという斬新な企画である。
知人にムスリム(イスラム教徒)の人がいたため、リッチモンドモスクを見学に行くことに。例によって私と韓国人の友人は、普通の外国人が訪れないようなマイナーな名所へ行くのである。なんでもない日に行って、手順も知らないお祈りに混ざるわけにはいかないので、(てゆうか私たちムスリムじゃないし、)イベントのある日を選んで行くことにした。
この日は、チルドレンズフェスティバルのようなものをやると聞きつけ、リッチモンドモスクを見学する良い機会だということで、青空の下、スカーフ片手にお出掛けした。(ムスリムの人たちが集まる場所に行く場合、女性はスカーフをかぶっておいたほうが無難。別にちゃんとした宗教的なものでなくてもよくて、なんとなく髪を隠す程度。派手なものでもOKのようだ)
ちなみに私のこんな色のスカーフは、初めてイスラム文化と接触した日に「イスラム・インフォメーション・センター」で無料でいただいたものだ。彼女らは、お祈りに来た(またはお祈りを見学に来た)女性に無料でスカーフをくれるのだ。入信するつもりは特になかったが、せっかくなので一応いただいておいた。その後、イスラム文化に触れるために、いろいろな場面で役立っている。
青空の下、モスクの白い壁が映えている。緑色のドームや木製の中央扉がオシャレ。
上の写真に写っている建物(モスク)の裏手。チルドレンズフェスティバルの会場準備が進められている。意外に小規模?
この場所からもっと奥に進むと、運動場とイスラム学校の校舎がある。
この写真の料理は、二人でたっぷり食べられて、一パック500円くらい。
この他に、カキ氷なんかもあった。このときのカキ氷の入れ物について。日本のような感じを想像しているとちょっとびっくりする。日本のアイスクリームのコーンに巻いてあるコーン型の紙を想像してください。そう、あの形をした小さなプラスチック容器に入って、「アイスコーン」っていう名前でカキ氷が売られているのです。
私はイスラム教の人に作ってもらう料理が大好きだ。イスラム教の人と一口に言っても、その出身地はいろいろあると思うけど、なぜかたいていどこでも毎回同じような食材を使った料理が出てくる気がする。知人がいることもあり、イスラム教の施設でよくご飯をごちそうになるのだが、香辛料たっぷりの異国情緒あふれる料理にはいつも感動していた。めっちゃおいしい。
この後、日本の国技がたいへんなことに!!!
まずは、この写真を見てください。
↓↓↓
えっ、これってもしかして・・・・・!?
試合後、脱ぎ捨てられた着ぐるみ。ご丁寧にカツラまである。
これは、興行っぽいアトラクションの一つだったようで、まず幼児用プールの要領で空気を入れたリングを用意する。扇風機の親玉みたいな機械を使って、轟音をたてながら常に空気を入れ続ける必要がある。リングの周囲で、トランポリンのように子供たちが乗っかって跳ね回るので。進行役兼審判の若いお兄ちゃんが、希望者の中から試合出場者を2名選んで、着ぐるみを着せる。子供たちは着ぐるみを着ると満足に動くことすらできないので、よろけながら相手に体当たりして、先に地に着いたほうが負けのようである。暇だったので、韓国人の友人と一緒にしばらく見ていたが、かなり笑える。
これを見ている子供たちのうち、一体何人が、これは東洋の島国・日本というところの国技であって、長い歴史を持つ相撲というスポーツなんだということを理解しているのだろうか?スモウ・レスラーズの体は、脂肪ではなく筋肉なのだと、世界最強と言われる格闘家は力士なのだと、土俵には女は上ってはいけないのだと、今後の人生でこの子らが知る機会はあるのだろうか?
答えは、考えるまでもない。
まわしは、赤コーナー・青コーナーを色で示し分けるためだけのベルトで、カツラは頭を守るヘルメットで、勝ち手は押し出ししかないと思っているに違いない。最近の日本の大相撲はモンゴル人やらヨーロッパ人やらに乗っ取られつつあるが、それどころではない危機を垣間見た気がした。
とはいえ、ぶっちゃけ面白かったんだけどね、これ☆
モスクの入り口上部。アラビア語が書いてある。韓国人の友人のクラスメートにサウジアラビアから来たムスリムの男の子がいるので、ここに何て書いてあるか聞いてもらった。これはクルアーンの一節で、「アッラーは偉大なり」「ムハンマドは神の使徒なり」といったことが書いてあるそうだ。うーん、予想通り!
食べるものも食べたし、モスクも見たし、子供たちの遊びも見学したし、お祈りに参加する必要はないし・・・・ということで、ここらで撤退することにした。
ここはリッチモンドと言っても外れの方なので、帰りのバスが来るまで1時間以上待った。バス停で知らないムスリムの女性と一緒になったが、韓国人の友人がしばらく世間話をした後、「あなたの人生の目標はなんですか?」などという突っ込んだ質問をし始めて、焦った。私は彼女らの会話にほとんど参加してなくて、眠くて横でボーッとしていたのだが、その質問で目が覚めた。そのムスリムの女性は母国語であるアラビア語やカナダの英語の他、ロシア語もしゃべれる、ロシアとアメリカに住んでいたこともある、とのことだったのだが、「目標って?何のこと?」というような調子で全然会話が成り立っていなかった。後で韓国人の友人が、「あの人、難しい英単語知らないみたい。だって私が“目標=purpose”とか、他の難しい単語を出すとわけが分からなくなるみたいなんだもの」とこっそり言っていた。いやぁ、そうか?ずいぶん流暢に英語をしゃべっていたし、特にそんな感じはしなかったけどなぁ。よくわからなかった。
以前もチラッと書いたことがあるが、リッチモンド北部にあるショッピングモールに初めて立ち寄ったのはこのときだ。ダイソーや日本の本屋さんが入っている。
うわあい、恐竜だ~。
恐竜と化石大好きっ子の私が我慢できるはずもない。急激にテンションが上がる。1マス進む。
ここで、はしゃぎまくる。2回休み。
大学時代の部活仲間の人たちは分かると思うけど、あの自然史博物館に行ったときの私を思い起こしてみてほしい。ここでもだいたいそんな感じである。つまり全然成長していないのである。
うわあい恐竜恐竜~。化石化石~。
3回休み。
やっとのことで恐竜ゾーンを抜け出し、ダイソーにやってきた。商品は2ドル=200円。
このとき買ったのは、カラフルなお好みかりんとう、香ばしい胡麻かりんとう、柚子&すだちキャンディ(こんなの日本でも見たことない)、それにサクマドロップスである。
かなりレトロなチョイスと相成りました。
さて、リッチモンドを抜け出して、バンクーバーに戻って参りました。Bラインのバスでそのままカナダ・プレイスまでやってきました。ウォーターフロントステーションの近くです。
今日も青空がキレイ。
今日もハーバーで停泊中の船を発見。
確か、日本の旗を掲げた日本の船だったような、気がする。
これにて今回のリッチモンド探検、終了~。